2012 出場ライダー紹介
全日本トライアル選手権(全7戦) 出場ライダー
(出場車両:HRC RTL260Fベース MITANI280 or MITANI LS300)
● 国際A級スーパークラス
小川友幸(35歳) 2007年2010年チャンピオン バイク:MITANI LONG STROKE300
柴田 暁 (23歳) 2011年IAスーパー5位 バイク:MITANI LONG STROKE300
斎藤晶夫(25歳) 2011年IAスーパー10位 バイク:MITANI LONG STROKE300
● 国際A級クラス
村田慎示(38歳) IAクラス優勝経験があるベテラン バイク:MITANI KOBEチューン280
北山将司(29歳) TEAM MITANI系橋田一家からエントリー バイク:MITANI SUZUKAチューン280
マインダー&サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕人(柴田暁選手) 中田博彦(斎藤晶夫選手)
■開催日:2012年7月15日(日) ■開催地:北海道和寒サーキット
■観客:500人 ■気温:28度 ■天候:晴れ
■競技:10セクション×2ラップ IASのみプラス2セクション
■持ち時間:3時間30分
2012HRC CLUB MITANI (R-4結果)
<国際A級SUPERクラス>
3位小川友幸 5位柴田暁 6位斎藤晶夫
<国際A級クラス>
12位北山将司 欠場:村田慎示
毎年8月に開催されていた北海道大会は今年は7月の開催!
涼しく快適な気候の中での北海道らしい大会でした。
天気予報では心配されていましたが、崩れることなく晴天な天気でした。
(成績)
斎藤晶夫選手がついに6位に入賞する活躍を見せてくれました!自己最高位を獲得しました。前回の7位だと表彰式に参加できないのですが6位だと表彰式に参加できるのです。TEAM3人が表彰台にあがる成績をおさめてくれました。
世界戦で7位を獲得して勢いに乗りたい小川友幸選手は、「こんなに乗れてない日」があるのか?というぐらい走破力、バランス感覚にかけていた。行きのフェリーでひどい船酔いをしていたので、それも影響していたのではというくらい、足に力が入っていなかった・・・・・ライディングも早く走ってしまうような落ち着きのない感じでしたね。それでも3位に入るところが、さすがです。
柴田選手は今年の走りでは一番いい走りをしていた!!しかし相変わらずもったいない減点の取り方をしているのでそういうところをなおさないかぎり、5位を脱出できない!調子が最悪に悪かった小川選手に勝てないわけですから、まだまだです。
斎藤晶夫選手はすばらしかった。上位5名はプロとしてライダーをしているメンバーですからね、会社員としては最高位につけました。常にこの位置以上をキープすることが斎藤選手の目標&課題となるところですね。
(ロングストロークエンジン)
斎藤選手の好調な要因として、今年のエンジンも大きく貢献している!?
昨年2011年は、このような成績が出なかった選手が今年はなぜ!?
斎藤選手を支えるご家族、マインダ−のサポートも環境が変わっているしもちろん本人のモチベーション、トライアルへの取り組みなども大きく変化があるからこそこのポジションまでじわじわ引き上げてきた!
「斎藤晶夫選手が駆るロングストロークエンジン!いよいよ日本上陸する!」
斎藤選手が乗るエンジンはFUTUREが作り上げたロングストロークKITを三田モディファイして参戦している。
FUTURE社に日本向けにMITANIオリジナルオーダーした車両コンプリートモデルが2013年モデルFUTURE300として発売される。
太すぎるトルクをおさえた、ボア径80mmピストンと3mm長いストロークで扱いやすく伸びるエンジンとなるのが特徴。ボアを大きくしていくと「どかん!」と出る低速が扱いにくいので、ボアを小さくしているロングストロークエンジンは、乗りやすいスムーズに扱えるエンジンとして最適のバランスを実現している。
小川選手と柴田選手の乗るマシンは完全MITANI製のロングストロークでパワー、トルクを最大限必要とするスーパークラス用にピストン系82mmのロングストロークとしている。パワーの使用目的とかコストのことを考えると市販は不向きなエンジンとなっている。 しかし斎藤選手の乗るエンジンも対等とはいえないですが6位にポジションをあげてきたことにより市販ベースでも十分なポテンシャルを確保してきていることが証明されたエンジンとなったわけで、皆さんには市販となる時期が来ることを楽しみに待っていただきたいところです!