TEAM MITANIより参戦レポートが届きましたのでご紹介します。
「大前提は好きであること。」
2015 世界選手権 出場ライダー紹介
(出場車両:HRC RTL260F ベース MITANInew300)
● ワールド
小川友幸(38 歳) 07 年10 年13 年14 年全日本チャンピオン
バイク:MONTESA ファクトリーNEW マシン
柴田 暁(26 歳) 2014 年IA スーパー5 位
バイク:KOBE チューン MITANI300(ロングストローク)
■日時:2015年4月25日 26日
■会場:ツインリンクMOTEGI
■観客:1,850人■気温:20度
■天候:1 日目晴天一時雨 2 日目晴天
■気温:25 度
(WTC R-1 結果)
● ワールドPRO クラス
DAY1
9 位:小川友幸 16位:柴田暁
DAY2
☆7 位☆小川友幸 リタイヤ柴田暁
(NOSTOP ルール3 年目の世界戦は開幕戦!!)
今年の茂木世界戦は「STRIDER 日本グランプリ」となり新体制での開催となりました。パドックも15年続いたPITも変更となりセクションに近いところにテントでパドックを設置して新たな企画もスタートしました。世界からたくさんのRIDER国内からたくさんの役員の方、お客様で2日間大成功のイベントとなりました。
(ワールドPRO)
柴田暁選手は、ポジションはさほど変わらないが、内容は大幅に変化する内容だった。世界ランカー相手に互角の走りを見せているところがいたるところで見れました。セクションが難しすぎると話題になっていたので、私「エスケープして可能なセクションに集中する作戦」をすすめたが、「全部攻めたいです!!」と反論してきた。最終セクションでのクラッシュで2 日目はリタイヤとなり観戦していたので、たまには「観戦も勉強になるやろ!」の回答は、「いややっぱり走りたかったです」でした。これだけ好きなやつとトライアルを一緒にしているんだなと実感させられた。いい走りをしていた!!頑張れ!!
柴田暁選手
小川友幸選手DAY2 で7 位 途中までは4 位につける活躍に、プライベート体制での世界制覇も冗談じゃないポジション。昨年の6 位もすごいが年々いまだに飛躍している。精神面、技術ならまだしも体力も若手に負けず劣らない。日本人RIDER の誇りともいうべきRIDER の一人だ。その誇りというべきRIDER は小川選手と同時期にスタートして同時期に切磋琢磨した、ヤマハの黒山選手、今回day2 で怪我からの復帰戦で2 位を獲得したMONTESA ファクトリー世界の藤波選手は素晴らしい日本のRIDER。1995 年に黒山選手、小川選手が世界戦にデビュー1996 年に藤波選手がデビュー。衝撃的なデビューしてから20 年ですよ・・・・・・・すごすぎる現実なのだ。それぞれに業界でいえば天才、秀才。しかしそれだけでは全日本レベルでとどまるところ・・・・・それを開花
させるべく世界のトライアル能力や頭脳を叩き込んだのが、元全日本チャンピオンの黒山一郎氏(黒山選手の父)。すべてをささげて育成者にまわったことがこの20 年をものあいだ彼らを支えたすべてだと思う。全日本チャンピオンを獲得しスターの座を獲った方が、全国からKIDS たちを集めて、組織となり自らサポートや組織のために裏方にまわることができたということが私はすごいと思う。絶対にできないことだと思う。好きなのだと思う。これだけ長く世界レベルを維持できる選手をたくさん育てた実績は、世界中でもほかにないだろう。その一人小川選手とともに活躍できるチームを持つことができたことは、すごくうれしくおもう。私には不可能なことだがいつかきっと、彼らのよ
うなライダーが育ってくれることを夢見てこのチームの活動は生涯続けていく!!
NEXT RACE
5 月10 日 中部選手権R-4 富山
5 月17 日 全日本選手権R-3 九州
5 月24 日 中部選手権R-5 静岡
TEAM MITANI 三谷知明