TEAM MITANI 2013全日本トライアルR-7 東北大会 結果報告書 「☆3回目のタイトル獲得!!☆」

2013 出場ライダー紹介

全日本トライアル選手権(全7戦) 出場ライダー
(出場車両:HRC RTL260Fベース MITANI280orMITANI LS300)

● 国際A級スーパークラス
小川友幸(36歳) 2007年2010年チャンピオン バイク:ホンダ 2013NEWマシン
柴田 暁(24歳) 2011-2012年IAスーパー5位 バイク:MITANI LONG STROKE300

● 国際A級クラス
村田慎示(39歳) IAクラス優勝経験があるベテラン バイク:MITANI KOBEチューン280
北山将司 (29歳) TEAM MITANI系橋田一家からエントリー バイク:MITANI SUZUKAチューン280
マインダー&サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕大(柴田暁選手) 上田万法(村田慎示)



●2013年10月27日(日)決勝
●会場:宮城県スポーツランドSUGO
●天候:晴れ、ときどき曇り、一時雨 ●気温:15℃ ●観客:650人
●セクション:泥、岩、沢、コンクリート、木
●12sec×2lap +SPステージ2sec(IAS)



(R-7結果)

<国際A級SUPERクラス>
☆1位小川友幸 6位柴田暁

<国際A級クラス>
11位 村田慎示



2013シリーズランキング(暫定)

☆1位☆ 小川友幸 6位 柴田暁
11位 村田慎示



(SUGO 東北大会)
SUGOサーキットで最終戦でした。
台風接近で金曜日まで開催が怪しい状況でしたがルートが大きく外れたので無事開催する運びとなりました。しかし土曜日は雨で、会場は超どろどろの状況で日曜日まで響く予想。
セクション設定の印象は、ポイントは1か所ほどで短い感じがしましたね。



(IAクラス 8村田慎示選手)
村田選手は、3戦連続ポイント圏外をまぬがれたがシーズン当初の表彰台にのる勢いがなかった。ランキングも昨年の8位から11位に落とす結果となった。来年また頑張るみたいですので期待しましょう!!



(IASクラス 5柴田暁選手)
最終的に、すごく残念な結果となった。ランキング4位も狙える位置につけていての3位争いの中の6位になってしまった。今季は前半が調子悪かったが、中盤から後半かけてすごく調子が良かった。最終戦での成績はもったいなすぎる結果となった。
今回も前半、いい動きしているし攻める姿勢でいいスタートだった。第3セクションでは柴田ただ一人アウトする光る活躍もあった。しかしところどころでの大転倒や失敗が上回っていた。そうなるとまとまらないスコア―になるし、ライバルとの差もつけることは困難となり接戦となる。
柴田の欠点は、ここのところ克服できないで入るが、少しづつ少しづつだが良くはなってきている。技術的には光るものがあるし、若さの身体能力もずば抜けている。2014年に向けていきなり克服するのは難しいが、トライアル的頭脳と精神面の克服が⼤きな課題としてのしかかる柴⽥暁選⼿なのです。
私の勝手な判断だが、もって生まれた性格と育った環境から考えて克服するよりも自分の得意とする部分を思い切り引き延ばした方がいいかもしれない。
柴田暁選手の来季の活躍に期待しよう!!



(IASクラス 2小川友幸)
ついにまたこの日が来てくれた!!小川友幸選手3度目のタイトルを獲得!!
正直もうとれないんじゃないというくらいの、この2年間だったのですごく嬉しい。応援くださるファンの方やスポンサーの方には大変お待たせしましたというかんじですよね。
今回は追いかける立場でしたので、小川選手と久しぶりに作戦を立てた。まずは「いち早くリードする!!」。1位をとれば自力でチャンピオンが獲れる状況でした。なので黒山選手だけに勝つだけではチャンピオン獲得はできない。IASの誰に負けることも許されないのだ。
1secでは先にトライした黒山選手がクリーン!小川選手3点で早くもリードされる展開。2secで黒山選手5点で小川選手1点で結果的には早くリードできた。でもこの時点では野崎選手が1位だった。黒山選手にはリードしたまま難関の8sec、先行トライの小川選手が5点、黒山選手が1点で逆転2点リードされた。最終的に1lap目は3点リードされて終了。野崎選手は11secで5点をとったので3位に後退。
追いかける状況での2lap目、小川選手は我慢のトライで減点を大きく増やすことなく、8secに先に到着。小川お父さんはもちろんのこと、藤波選手のお父さんも今回応援に来てくれていたので、8secをトライする前の小川選手に「思い切りいくように!!」とあえて声をかけてもらった。もうここでしか詰めるチャンスがないことを確信していたので重要視した。もちろん黒山選手も1lap目1点で通過しているからもちろんクリーンを狙ってくるが先にクリーンをしておけばプレッシャーがかかるはず・・・・・・。「クリーンをしてくれた!!」採点ボードには「0」が光る。百戦錬磨の黒山選手ですからきっとクリーンしてくるのだろうなと思っていましたが、登り切れなかった。2ポイント逆転に土壇場で成功した。9sec以降はほぼ全部クリーンできるセクションだったので、ここ!この後半での逆転は大きかった!!2点差のままスペシャルステージへ。セクション的には全部クリーンできるレベルだったのですごくプレッシャーがかかったと思うがすべてクリーンで結果的に3点リードでの勝利!同時に2013年タイトルを獲得した!!
9月22日の中国大会の時に、23日が私の誕生日だったので「勝利をプレゼントしたかった。」とどこかに書いてくれていたのを思い出す。たった1回の最後の最後のミスで勝利を失った大会だった。
10月27日今回のSUGOの翌日28日は、MITANImotorsportsSUZUKA新店舗の建前だった。⼝には出さなかったが、新店舗にタイトルの称号が欲しいと思っていたのでその願いを叶えてくれた!!! 「最高にうれしいお祝い」となった!!!誕生日プレゼントは実現しなった分こんなに大きなプレゼントになって帰ってきた!! こんなサプライズになるとは思いませんでしたので!!嬉しい!!ありがとう!!!思い切り勝利の美酒に酔いたい!!
そして来年2014!!初の連続タイトル獲得を実現させたい!!!




(2013シーズン)
今年は、HONDAからnewワークスマシンという力強いマシンを提供していただき本当にありがとうございました。ここまで違うのかという素晴らしい性能に感動いたしました。またチャンピオンGOODSを作成してくれましたデザインファクトリー様ありがとうございました!おかげでチャンピオンにふさわしい場面をたくさん作ることができました。
すべてのスポンサーの皆様にもレース活動においてお手伝いいただいた結果のタイトル獲得です。 ファンの応援くださる皆様、チーム員の皆様、本当にありがとうございます!!!
TEAM MITANI一丸となり今後もチャレンジし続けたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
TEAM MITANI 三谷知明