TEAM MITANI 2014FIM世界選手権トライアルR-2

TEAM MITANI
2014FIM世界選手権トライアルR-2
STIHL 日本グランプリ 参戦報告書
「MOTEGI世界戦 自己最高6位獲得!!」
2014世界選手権 出場ライダー紹介
(出場車両:HRC RTL260Fベース MITANInew300)


●ワールド
小川友幸(37歳) 2007年2010年2013年全日本チャンピオン バイク:MONTESAファクトリーNEWマシン
柴田 暁(25歳) 2013年IAスーパー6位 バイク:KOBEチューン MITANI300(ロングストローク
日時:2014年4月26日27日
会場:ツインリンクMOTEGI
天候: 1日目晴天時々雷雨 2日目晴天
気温:25度 観客数 5000人


WTC R-2結果)
<ワールドPROクラス>
DAY1
13位小川友幸 17位柴田暁
DAY2
☆6位☆小川友幸 17位柴田暁


(NOSTOPルール2年目の世界戦!!)


昨年からのノーストップルールは今年2014年も採用されました。
2年目のMOTEGIは昨年よりあきらかに難易度の高いセクションが準備されていました。
昨年までの出場ライダーの怪我での欠場が目立っていた。
しかし若いライダーの出場が多く新世代のTOPライダー出現が近年中に訪れそうだ!!
今回からGATTIとTEAM MITANIのバナーを作りました。
今後全日本でも使えるサイズとなっています。




(ワールドPRO 柴田暁選手)
2 日間共17 位。いつもの柴田選手といった感じ、本人は「思ったより走れなかった」とのコメント。
ルールも難度も全日本とは極端に違う。
戸惑う部分も大きいとは思うが対応力が問われる。
結局5 点を簡単に取ってしまうあたり、課題は同じだ。
なんとかして3 点でもOUT して減点をまとめて成績を出そうという心掛けが必要なのだが、そういう部分がまったくないので5 点の山となってしまう。
理想の勝とうとするトライアルだけではなく、トライアルは何が必要なのか?減点を減らせる方法を追求すべき、いきなり背伸びしてクリーンを理想としても最終的に安定したトライアルはできないのだから、まずは自分が最低限「できること」を「やれること」を考えて戦ってほしいところだ。
そうしないといつまでも同じことを繰り返すだけですね。




(ワールドPRO 小川友幸選手)
☆世界選手権MOTEGI day2で6位を獲得する活躍☆
1996年に自己最高位4位を獲得している。あれから18年も経つというのに6位を獲得する活躍だ!!1日目が13位だっただけに世界のレベルが進んだのか?たしかに新しく若いライダー層も出現して来ているから、調子が悪いとこのくらいのポジションになってしまいます。
Day2で6位!!驚きだ!!凄い!出場者最年長!世界チャンピオンを獲得しているRIDERですら20代後半から30代前半で引退している。
ここまで息が長く活躍するライダーは今までいなかったと思う。体力、持久力は若いライダーに比べて、きついはずなのだが12sec×3lap走りきってこの成績、半端なく体力、集中力が続かないと到底とれない。日本で世界レベルを維持し続ける素晴らしいライダーの一人なのだ。




(総括)
小川選手が初日をおわったとき反省していた!!「クリーンを狙いすぎると、5点を簡単に取ってしまうのがノーストップルール、 クリーンできるセクションでも1点でも2点でも3点でも5点をとらないように走りきる心掛けが必要。」と語っていた。
「Day2有言実行だった。」このように冷静に分析して自分のもっているトライアルの能力を出し切ろうとする意識が小川選手を6位に導いたのじゃないかと思いますね。




GATTI TEAM
次回は5月11日全日本九州大会 下関です。世界戦の勢いをさらに加速させて挑んでほしいと思いますね。
楽しみです。
TEAM MITANI 三谷知明