TEAM MITANI、 2017FIM 世界選手権トライアル第2戦 STRIDER 日本グランプリの参戦レポート

TEAM MITANI

2017FIM 世界選手権トライアルR-2

STRIDER 日本グランプリ 参戦レポート



(2017 体制)
HRC クラブMITANI・TEAM MITANI:監督 三谷 知明
Vertigo with Mitani:監督 三谷 英明


HRC クラブMITANI マシン:RTL300R
TRIALGP 小川友幸 アシスタント:田中裕大
Vertigo with Mitani マシン:COMBAT ICEHELL250
TRIALGP2 柴田暁 アシスタント:津谷秀明
GASGAS with MITANI
TRIAL125 井之前拓実 アシスタント:小倉功太郎



日時:2017年5月27日28日
会場:ツインリンクMOTEGI
天候: 1 日目:雨 2 日目:晴天
気温:一日目20 度 二日目30度



(R-2 結果)
DAY1
TRIALGP 20位:小川友幸
TRIALGP2 17位:柴田暁
TRIAL125 14位:井之前拓実


DAY2
TRIALGP 20位:小川友幸
TRIALGP2 15位:柴田暁
TRIAL125 14位井之前拓実



日本で世界戦が行われるようになってかなりの日本人が世界を走ることができるようになりました。今年もここMOTEGI での開催。いろんな日本人が世界戦を体験できる。昨年グランドチャンピオン大会で2位を獲得している井之前選手は特別枠で参加できるとあって、出場できることに喜んでいた!!柴田暁選手は、GP2(2st250cc)のクラスでの参戦となった。いつもは300㏄を乗っているだけに参戦するにも大変なことだった。しかしVertigo のライダーとして参戦しないわけにはいかないという意識を持ってくれてエントリーしてくれました。


4日前に酷い腰痛になっての参戦だったのが小川友幸選手だった。私は大事をとって欠場もやもえないと思いましたが、みんなの期待を裏切れない、「せっかく応援に駆けつけてくれる方の為にも」走った。とても走れる体ではなかったので完走できただけでも素晴らしいことだった。私どもチーム、世界戦はお祭り的なイベントで、メインは全日本であるため、全日本に支障が出るようなことだけは避けたかった。怪我は本人が一番よくわかってるだろうから、大丈夫だとおもいますが、「悪化はしていない」と語っていた。2週間後に行われる全日本R-4 鳥取に万全で出場できることを祈ります。井之前選手は昨年の今頃は、国内A 級クラスで走っていたライダー!いきなり世界デビューというきっかけを与えてくれた環境、すばらしい経験ができたことでしょう。柴田選手は一つクラスを落としての参戦となったが、世界の選手層の厚さを思い知らされた経験となった、今後の自身のトライアルを大きく見直さなければ飛躍は厳しい状況だ。頑張ってほしいところだ。小川選手もさすがに成績を出すことは困難だったが、走りを何度か見たが世界レベルの走破力を見せるときもあった。根性ありますわ!!だってGP1 のセクション半端ないんですよ(笑)


Vertigo ライダーのフォローもしてきました。
今年は、海外から ジェロー二ファハルド選手 トビーマーチン選手が来日!!とくにトビー選手16歳の走りに感激、かっこいい〜。


注目したのが、藤波選手の試合運び、粘り強くも成績を出す走りを心掛けている、day1の2lap目3セクションでのことだ、かなり難しいセクションでTOP ライダーは1点だったりクリーンを出すライダーもいた。もちろんその状況なら、俺もクリーンを狙うと鼻息荒く意気込みすぎて5点のリスクもある、若い時の選手ならそうなるパターンだが、藤波選手のここは確実に3点で抜ける作戦だった、3点で抜ける意識が強過ぎても5点になるしもちろん難しいセクションだからそう簡単には、3点でも抜けられない、しかし完璧に走破する3点で抜けていくからすごい。ここを華麗なクリーンで抜けているジェロー二に勝つ3位表彰台にのるのだからここの-2点がどれだけ大きいか!!ひとつひとつのセクションを5点をなるべく取らない、「結果にこだわる」藤波選手の15セクション×2lapの展開がすばらしかった!!day2も接戦で同点でならぶ中、その中では最上位を確保するところが安定してTOP ライダーを維持し続ける藤波選手の強さだ!!うちの若手にもこのような展開ができるようになってほしい。





井之前拓実選手




toby martyn 選手




jeroni fajardo 選手




柴田暁選手




小川友幸選手




TEAM MITANI 代表三谷知明