ART GRAND PRIX JAPANレースレポート

■RACE REPORT■

大会名:2012 CIK-FIA世界カート選手権
場所:鈴鹿サーキット南コース
天候:晴れ
コースコンディション:DRY

【KF2クラス アジアパシフィック選手権】
参加台数 30台
ドライバー:
#130 三村壮太郎
#111 高柳文哉


タイムトライアル

2グループに分かれたタイムトライアルは、2台揃ってグループ1で出走しました。残り時間5分を切った後、コースインしました。三村は順調にタイムを更新し、グループ3番手となりました。
高柳は果敢に攻め、最終ラップにセクターを更新してきましたが、最終セクターで遅いカートにひっかかりタイプアップならずにグループ7番手となりました。その後出走したグループ2の方がコースコンディションも良く、総合で三村7番手、高柳19番手となりました。


予選ヒート12周

今大会は、土曜日に2回、日曜日に1回の合計3ヒート行い、その3ヒートの予選ポイントの合計によりプレファイナル(本予選)のグリッドが決定します。

予選①:

三村はスタートを上手く決め、一度は3番手まで上かるが思うようにペースを上げられず、集団に飲み込まれてしまい、8位でチェッカーを受けました。

高柳はペース良く追い上げ、結果9位でチェッカーを受けました。

予選②:

三村は奇数グリット側のスタートが遅れたために大きくポジションを落としましたが、混戦の中巻き返し、8位でゴールしました。



■RACE REPORT■


高柳も奇数グリット側のスタートでつまり過ぎてしまい、加速出来ずに24位まで後退しました。
しかし、その後ペースも流れも比較的良く、一周に一台位のペースで抜いていく勢いで12位フィニッシュしました。

予選③:

三村はスタートでポジションを上げ、序盤2番手を走行していました。そして、終盤に1台かわされ3位になるも、1周目の接触でぺナルティを受け10位という結果になりました。

高柳はスタートしてすぐに1コーナーでの多重クラッシュを上手くかわし、またその直後の3コーナーでもクラッシュが起きましたが、そこでもうまく抜け出すことができ、8位でフィニッシュしました。


プレファイナル
三村、高柳は3つの予選の結果6番手、7番手のスタートとなりました。

三村は、1周目で4番手に上がり、3番手を狙ったヘアピン進入のブレーキング中コントロールを失いエンジンがストップしてしまいました。再始動に時間が掛かり20番手まで順位をおとしてしまいましたが、9位まで巻き返しゴールしました。しかし、追い上げの中接触でタイムを10秒加算されるペナルティを受け、22位という結果になりました。

高柳はスタートで1つポジションを落としてしまいました。しかし、その後は安定したラップを重ね、何台かをパス出来る状況にありましたが結局6位でゴールしました。


ファイナル

三村は後方からスタートとなってしまったこともあり、前半から積極的なレースを続けました。
レース折り返し時点で中段グループを抜け出し、10番手までポジションを上げることが出来ました。しかし、この位置まで戻していくためにタイヤを使いすぎたのか、そこから差を詰めていくことが出来ませんでした。その後も追い上げることが出来ず10位でゴールしました。

高柳はスタートはうまくいき4位に上がりました。しかし、直後の3コーナーで2台にパスされ、5位へ後退しました。そして、3周⽬目のバックスストレートでスリーワイドになり、パスしようと抜きにかかった時に接触してしまいコースアウトを喫してしまいました。そして順位を大きく下げてしまい、15位でゴールしました。

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