2015 全日本 ロードレース選手権シリーズ 第2戦
九州モーターサイクルフェス2015
4月25日(土)予選 天候:晴れ コースンディション:ドライ
■予選レポート:
今季全日本 3 クラスにエントリーする RSC の若手 4 名、それぞれ昨年とは違う舞台の初戦でした。
シーズン前のテストからマシンのセットアップに苦しんでいた GP2 の作本はそれまでの自己ベストを更新してなんとかシングル 9 番手を獲得。事前テストから好調だった田尻は 1 ラップだけのタイムアタックをうまく決めて ST600 クラス 3 番手、タイムアタック中にマシンの挙動が出たという岩戸は 11 番手にとどまりました。
全日本デビュー戦となる GP3 のルーキー、真崎は最終ラップに自己ベストを更新して見事ポールポジシ ョンを獲得、順調なすべりだしとなりました。
4 月 26 日(日) 決勝 天候:はれ コースコンディション:ドライ
■決勝レポート:
ウォームアップで自己ベストを 1 秒以上短縮し 4 番手タイムを出した作本は決勝での追い上げが期待されましたが 8 番手を走行中の 3 ラップ目に痛恨の転倒、マシンのダメージが大きくそのままリタイヤとなりました。フロントローからスタートした ST600 の田尻は順調なスタートで 3 番手のまま 1 コーナーをクリア、続く 3 コーナーでトップの 2 台に詰め寄ると第 1 ヘアピンでラインをクロスして仕掛けました。しかしその立ち上がりで痛恨のスリップダウン、ステップ回りを損傷したためそのままリタイヤ、岩戸はスタートでやや出遅れてしまいましたが徐々に順位を上げ 5 番手争いのグループに追いつき最終的に 8 位で ST600 デビュー戦を終えました。
GP3 の真崎は自己最高のスタートを切ると黙々と先頭でレースをリード、後方からぴたりとつける國峰選手に最終ラップで一旦はかわされましたが最終コーナーの進入で再びトップに立ち、全日本デビュー戦をポール to ウィンで決めました。