2014全日本TR　R-4　報告書

Team MITANIより、全日本トライアル選手権第4戦の参戦レポートが届きましたので、ご紹介させていただきます。

TEAM MITANI

2014全日本トライアルR-4 北海道大会結果報告書
「☆IAS優勝3勝目！IB開幕4連勝＆4戦連続 1.2finish！！☆」

（2014新体制）
監督三谷知明　　副監督三谷英明

全日本トライアル選手権（全7戦）出場ライダー&マシン（出場車両：HRC RTL260F GASGASPRO125）

● 国際Ａ級スーパークラス RTL260F
ライダー：小川友幸（37歳）　　柴田暁（25歳）
マインダー＆サポート：田中裕大＆川村道徳（小川友幸選手）　　柴田志彦＆田中裕人（柴田暁選手）

● 国際Ａ級クラス RTL260F
ライダー：村田慎示（40歳）　　＊北山将司（31歳）
マインダー＆サポート：上田万法（村田慎示選手）

● 国際B級クラス GASGASPRO125
ライダー： ☆氏川湧雅（15歳）　　☆久岡孝二（14歳）
マインダー＆サポート：藤波由隆（氏川湧雅）　　広昌明＆久岡誠二（久岡孝二）
　　　＊印ライダーはスポット参戦ライダーです。　　　☆マークは昇格ライダーです。

●2014年7月20日(日)決勝
●会場：北海道和寒サーキット
●天候：晴れ
●気温：29℃　　　●観客：512人
●セクション：人口　赤土斜面　ロック
●4時間　10sec×2lap（IAS/IA/IB）+SPステージ2sec （IAS）

2014 TEAM MITANI

（R-4結果）
● 国際Ａ級スーパークラス

☆1位：小川友幸　　5位：柴田暁

● 国際Ａ級クラス

9位：村田慎示　　怪我欠場：北山将司

● 国際B級クラス

☆1位：久岡孝二　　☆2位：氏川湧雅

（R-4 北海道大会）
昨年は飛行機移動。世界戦バイクトライアルを控えていたので強行スケジュールでしたが今年は時間があるのでのんびりフェリー移動、大会翌日はGATTIスクールin北海道のお手伝いをして火曜日に帰宅するスケジュールでした。
恒例の和寒サーキットでの全日本トライアルは、毎年運営が進化している、途中経過の情報＆動画発信やセクションにおいても大きくアレンジされていて、イベントクォリティー向上への意欲を感じる。このようにトライアル業界をよりよくしていく活動にはうれしく思う。主催者の皆様〜ありがとうございました〜おつかれさまでした。

● 国際B級クラス
今年一番の神経戦セクションとなりました。全部イージーセクションで勝負どころは7secひとつといったところだった。その神経戦で披きんでたのが久岡孝二だった！！なんと1lap目オールクリーンでまわってきた。そして氏川湧雅が1点で続く展開だったので勝負の行方はまだまだわからない状況。しかし氏川選手が2lap目1secでコースアウトをしたとの判定で痛恨の5点の判定、氏川選手サイドはコースアウトしていないと猛抗議を行うもオブザーバーの判定は「絶対」ということで判定は変わらなかった。この日の状況から5点は「痛い」1位を取るどころか2位の座も危うい状況に追い込まれた。久岡選手は2lap目も安定した走りで2点で総減点2点、今期3勝目を挙げる！！チーム開幕4連勝に貢献してくれた！！全日本で強さをアピールした3勝目だ。氏川選手は5点の判定後崩れず持ちこたえて2lap目6点で総減点7点、危うくこの日の状況から2位以下も覚悟した状況だったが同点の7点が3人いる中2位を獲得して、チーム4戦連続！1・2finishに貢献してくれた！！良かった！！ありがとう！！

久岡選手

氏川選手

国際B級表彰式

● 国際Ａ級クラス
今回、北海道ということもあってサポートの上田さんがお休み。一人でIAクラスを走ることになったのは、村田慎示選手。みずからリュックを背負って、ドリンク　ゼリー　スペアーパーツ　工具を準備して一人参戦万全。序盤こそ悪かったが終わってみれば、9位でしかも6位まで僅差だから一人参戦でもここまで行けるというところを実証した。サポートがいればもっと上にいけるということだ！！次の岡山の大会も、上田さんお休みということを聞いているので一人参戦ですが、今回の実績に自信を持って走ればいい結果が期待できそうだ！！2戦連続ポイント獲得しているおめでとう！！

村田選手

● 国際Ａ級スーパークラス
柴田暁選手
ここのところスランプからは抜け出た感じがうかがえる。マインダー田中裕人とのやりとりも一時のこと考えると安定してきたように見えるのも、良くなってきた部分なのかもしれません。でも上位陣が強敵過ぎるだけになかなか4位以上を敗れないのが柴田暁の大きな壁となっている。2lap目に好調な走りを続けて見せたもらった、難所でもある5-6セクション上位陣でも苦戦しているセクションをクリーンと1点で通過していた。でも終わって聞いてみるとあの2つだけだったらしく安定した好調な走りは今だ厳しいみたいだ。でもあの走りが出来るのであれば可能性は十分あるのだ、後は自分自身だけだAKIRAが変わるときを見せてもらおう！！「なるべく早く」！ R-4北海道　5位入賞！！

小川友幸選手
貫禄！気迫！集中力！テクニック！パーフェクトの北海道大会だった！今年の勢いと絶好調を見せ付けた！！！それは1lap目1secから爆発した！唯一ブルーヘルメットの斉藤晶夫選手が3点で抜けただけだった難所、IAS最後のトライでスーパークリーンをみせた。まだまだ余裕さえ感じさせる見事なクリーンだった。もちろんこのときのこのクリーンだけで1位は決まるわけもないのだが、終わってみればあのスタートのあの状況でのスーパーなクリーンはこの日一日の小川友幸選手の快進撃を左右するクリーンとなったに違いない。1lap目の6sec以外すべて完璧でSS1でも一人だけクリーンというこれもまたスーパークリーンを見せ付けて、13点差あった点差を14点に伸ばして、減点12点2位が26点でダブルスコアーでの今期3勝目を獲得してくれた！もちろんポイントランキングもダントツ1位！！3戦残してポイント差は2位と10ポイントに広げた。かなりこれで楽になった感じです。でも数字よりも！！「残り全部勝たないと、今年のファンの期待は、許してくれない！？」くらいの気迫で後半戦に望んでいただきましょう！！GATTIチーム＝小川友幸＆田中裕大の最強タッグにさらに期待が膨らみます！！

GATTI