アジアロードレース開幕戦、藤原が見事ポールトゥダブルウィンを飾る!


■ 2012年 アジアロードレース選手権 第1戦 マレーシア大会
スーパースポーツ 600cc
■ 開催日:2012年5月13日(日)
■ サーキット名:セパン・サーキット(5.542 km)

12日の予選は難しいコンディションの中、藤原は1.06.035で昨年の第1戦に続き今大会も見事ポールポジションを獲得した。
チームメイトのファドリは4番手の清成(ホンダ)に続き1.06.882で5番グリッドを獲得、フアドが1.06.955で6番手、ナシュルルが1.07.865で13番手からのスタートとなった。


 13日決勝当日。朝はやや雲があったものの、SS600のレース1が行われる頃には快晴となり、路面温度も急上昇する中で今年の幕が切って落とされた。

 ホールショットを決めたのはディフェンディングチャンピオンの藤原。続いてババ(ヤマハ)、5番グリッドから好スタートを決めたファドリ、清成が続く。
藤原は6秒146のファステストラップをマークし先頭に立つとレースをリードするが、続くカマルザマン、ババ、清成も一歩も引かない。
12周目以降にはBSBチャンピオンの清成も藤原とドッグファイトを展開するも、見事開幕戦を優勝で飾った。以下、カマルザマン、ババと続き、カワサキ同士の5位争いは地元のフアドに軍配が上がった。


 レース2のホールショットを決めたのは清成。そのすぐ後に藤原と続く。
しかし3周目、4コーナーでフアドが他車の転倒に巻き込まれた直後、6コーナーで多重クラッシュが発生し、レースは赤旗中断となった。
この多重クラッシュにはファドリも巻き込まれており、再レースのグリッドに着くことはできなかった。


 再レースは16周に短縮されて再開された。このレースでのホールショットは藤原。そしてカマルザマン、清成、ババが続く。
レース1同様藤原、清成、カマルザマンの順でチェッカーを受け、昨年に引き続き藤原が見事ポールトゥダブルウィンを飾った。


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