2012全日本トライアルR-3 九州大会 結果報告書

2012 出場ライダー紹介
全日本トライアル選手権(全7戦) 出場ライダー
(出場車両:HRC RTL260Fベース MITANI280orMITANI LS300)

● 国際A級スーパークラス
  小川友幸(35歳) 2007年2010年チャンピオン バイク:MITANI LONG STROKE300
  柴田 暁(23歳) 2011年IAスーパー5位 バイク:MITANI LONG STROKE300
  斎藤晶夫(25歳) 2011年IAスーパー10位 バイク:MITANI LONG STROKE300

● 国際A級クラス
  村田慎示(38歳) IAクラス優勝経験があるベテラン バイク:MITANI KOBEチューン280
  北山将司 (29歳) TEAM MITANI系橋田一家からエントリー バイク:MITANI SUZUKAチューン280
マインダー&サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕人(柴田暁選手) 中田博彦(斉藤晶夫選手
■開催日:2012年5月13日(日)■開催地:佐賀県・フィールド佐賀大和
■観客:1,700人■気温:30度■天候:晴れ
■競技:12セクション×2ラップ+決勝8セクション×1ラップ
■持ち時間:3時間30分+1時間

2012HRC CLUB MITANI

(R-3結果)
<国際A級SUPERクラス>
2位小川友幸 5位柴田暁 7位斎藤晶夫
<国際A級クラス>
11位村田慎示 13位北山将司

(20年ぶりの会場は!?)
ここ!佐賀大和は!なんと私も20年前に走ったことのある会場。
懐かしかった〜〜です。到着するまではほとんど記憶になかったのですが、地形・セクションを見ていると思いだしました当時のトライアル!当時使用されていたポイントも多く、「このポイントは当時のTY250Rでいったんやああ〜」て自慢してました(笑)
天気は最高でしたね♪そのぶん埃がすごく若干暑い(土曜日)日曜日はすごしやすい一日でした。比較的グリップのいい会場で、人工的なセクションが多くありました。勝負どころは6sec〜8secの3つのみでしたが以外と他のセクションでも落とし穴があったみたいですね。

(IAS斎藤晶夫選手の活躍)
R-2報告書でも報告させていただいた通り、彼は会社員ライダー!ひとつ順位を上げてついに7位を獲得しました。会社員ライダーとしては、6位の田中善弘選手に次いで2位のポジション。田中善弘選手といえば名門ブラック団で育った経緯と優勝経験のある超実力者。 斎藤選手の経緯とはすごく差がある状況なのは皆さんも知っての通りです。そう考えれば斎藤選手の活躍はすでに十分な成績を残してくれている。もちろんもっともっと欲を出して頑張ってほしいですけどね、欲を出して田中善弘選主を倒してほしいところですね。 (若いのだから)目指させ会社員ライダーNO1!!ですね!(^^)!

(IAS柴田暁選手)
あえて柴田選手には、厳しいコメントとさせていただきます。
「なにを足踏みしている、内容は斎藤選手の7位より悪い!!」 1lap目4sec 斎藤選手見事なクリーンをたたき出しました。TOPなら当然クリーンのところ、上位争いをしなければならない柴田にとっては当然クリーンか悪くても1点のはずが3点、この日のセクション難度で3点は5点に等しい。
5位のゴールは柴田にとっては最下位なのです。減点差を見れば6位との点差がごくわずかで4位とはダブルスコア―以上・・・・話になりません。今年の柴田には何か勢いが感じられない・・・・どうしてしまったのか。今の順位で満足しているようにも見える。もう一度気合を入れなおして全日本に挑んでほしい。


(IAS小川友幸選手・僅差の涙)
3lap目にオールクリーン!今年会心の走りをようやく見れたような気がします。おしくも1点差で勝てはしなかったが、すごい追い上げと粘りだった。思いだしてみれば・・・大きなミスはたった1回だけだった。
最後の最後までなにが起こるかわからないことを実感。だから試合中の集中力は最後の最後まで途切れさせてはいけない←とうぜん本人もよくわかっていることなのでしたが。
1位争いから4位に転落した、小川毅士選手(元ミタニ)だがまだまだ精神的な弱さが最後の最後に出てしまい連続5点・・・そこまではパーフェクトだった・・・トライアルの落とし穴にまんまとはまった。こんなところにも難しさがあるのがトライアル。
前半2戦は勝利なんて程遠いまでの成績だったから、今回は可能性があることを証明してくれましたので、少し安心です。小川友幸選手忙しい状況でよくここまで戦ったくれたと思います。その日のうちにスペインに向けて仕事で旅だって行きました。

(newエンジンについて)
まだまだ開発は続きますが、まあまあいいところまで来ています。今回はセクションが簡単だったため、ピークパワーの部分は見れませんでしたが、そこそこ扱いやすくも負荷に負けにくいエンジンになっているような気がします。今回の内容で若干安心できたかな。
次の全日本は北海道なのですが、その前に世界選手権MOTEGIの2日間でnewエンジンを試すことができるので楽しみにしています。

TEAM MITANI 三谷知明