2012全日本カート選手権 第1戦/第2戦KF1クラス 第1戦KF2クラス 

エルフがテクニカルサポートするART GRAND PRIX JAPAN RACING TEAM のレースレポートです。

大会名:2012全日本カート選手権第1戦/第2戦KF1クラス 第1戦KF2クラス
開催日:3月25日
場所:ツインリンク茂木北ショートコース
天候:曇り時々晴れ
コースコンディション:ドライ

ART GRAND PRIX JAPAN RACING TEAMとして全日本カート選手権KF1、KF2クラスの初戦を迎えました。
KF1クラスに三村壮太郎選手、KF2クラスに高柳文哉選手を起用し、国内初見参となるART GRAND PRIX KARTのポテンシャルがどのようなものか期待がかかりました。


【KF1クラス:第1戦/第2戦】
 前日夜に降った雨と雪の影響によりフリー走行はレインコンディションでしたが、予選までにコースは乾きました。しかし雨上がりということもあり、コースコンディションはあまり良くなく、予選はA、Bグループに分かれて行われるため、最初にスタートするAグループの三村にとっては、非常に厳しい状況でした。しかし、2番手にコンマ3秒引き離しトップとなりました。また、コンディションが良くなったBグループでも三村のタイムを破る選手が出ず、総合トップとなりました。

予選ヒートはポールからスタートで一気に後続を引き離し、マシンやタイヤを労りながらトップでゴールし、決勝ヒートも他を寄せ付けない圧倒的な走りで優勝しました。チームにとっては初参戦初優勝でき、またART GP KARTのポテンシャルを見せつけることができた素晴らしいレースとなりました。また、三村にとっては全日本参戦2勝目、2009年最終戦以来の優勝となりました。

続く第2戦もタイムトライアルの順位から予選ヒートはポールスタートでした。第1戦同様危なげない走りでトップでゴールしました。決勝レースは、後半タイヤの摩耗が厳しくラスト2周のヘアピンの進入でトップを奪われましたが、最終ラップの1コーナーで抜き返し、2連勝を飾ることが出来ました。


■ドライバーコメント:三村壮太郎■
「ART GRAND PRIX KARTの戦闘力は証明できました。それでも改善点はたくさんあるのでまだまだ速
くなると思います。とにかくチャンピオン獲れるよう気を引き締め頑張っていきたいと思います。」


【KF2クラス】
 予選中盤にトップにでるものの、後半のタイムが思うようにタイムが伸びず、3番手となりました。
予選ヒートはスタートで2番手に浮上するも、直後の3コーナーで1台に抜き返されそのまま順位の変動も無く3番手でゴールしました。
決勝ヒートもスタートで2番手に浮上しました。しかし、トップは徐々に高柳を引き離し2秒のリードを築きました。そして後半、高柳は自己ベストを更新しその差を詰めていきますが、抜くまでにはいたらず2位でゴールとなりました。


■ドライバーコメント:高柳文哉■
決勝はファーステストをとれたらしいです。 ファーステストと同じタイムでラップする事も出来ました。今回二位しかとれなかった原因は自分の集中力のなさ、メンタル面の弱さ、前半の遅さでした。
三村先輩が二勝という結果を残したのに僕だけ結果を残せなくてすいませんでした。次の瑞浪は今回ダメだった点を直して先輩に負けないよう結果を残そうと思います。


■監督コメント:道上龍
「今回、幸先良いスタートが切れて非常にうれしく思います。自分たちが求めていたことが最高の形となって現れました。これに甘んじること無くチーム全員気を引き締めて次戦も頑張っていきたいと思い
ます。」