2016 MFJ MFJ全日本 ロードレース 選手権シリーズ 第5戦
SUGOSUGO SUPERBIKE 120miles ENDURANCE RACE
6月25・26日開催
<予選>天候:くもり ・ コースコンディション:ドライ
不安定な天候の中、幸い金曜日の午後をドラインコンディションで走ることができたため事前テストで消化できなかったセットアップを試すことができました。それがフィーリングをよくする結果となり自己ベストを更新、今季ベストの10位で予選を終えました。足回りの問題が全て解消されたわけではありませんでしたがベスト区間タイムをうまくつなげることができれば5番手相当のタイムがでていたことから決勝へ向けてはポジティブでした。
<決勝 20LAP> 天候:晴れ ・ コースコンディション:ドライ
朝のウォームアップで転倒してしまい足首にダメージを負った状況で迎えた決勝は2ラップ目に9位、レース序盤はハイペースの上位グループになんとか食い下がりますが7ラップを消化したころから徐々にペースが下がってしまい一旦は13位まで後退、それでも何とかラスト2ラップで再びペースを戻し、最終的に予選と同じ10位でゴールしました。
<予選>天候:くもり ・ コースコンディション:ドライ
いつ雨が降り出してもおかしくないような曇り空、すでにセットが決まっていた岩戸は予選開始早々にコースイン、タイムアタックに入りました。しかし最初のアタックではゆっくり走っていたライダーニ詰まってしまい自己ベストに届かず一時はトップになりますがすぐにタイムを塗り替えられ2番手に後退。しかクリアラップをつくり再度タイムアタックをした結果、事前テストで記録した自己ベストには0.1秒届かなかったものの、昨年に続く2度目のSUGOラウンドPPを獲得することができました。
<決勝 20LAP> 天候:晴れ ・ コースコンディション:ドライ
スタートでフロントタイヤが浮いてしまった岩戸は若干遅れてしまい2番手で1コーナーへ進入、しかしすぐに抜き返して1ラップ目をトップで通過します。その後ハイペースでラップを重ねる岩戸でしたがなかなか2位とのギャップを増やすことができず11ラップ目にはホームストレートエンドで交わされ2位に後退。さらにレース終盤でバックマーカーの処理に手間取りトップとのギャップが最大0.7秒まで増えてしまい苦戦しますがラスト3ラップ、渾身のアタックでファステストラップ出しギャップを削ります。そして18ラップ目、勝負所の馬背進入でトップの榎戸選手がオーバラン、トップ浮上した岩戸はそのままのハイペースでラストラップを走り切リキャリア初の全日本優勝を決めました。
SUGO 大会を終えて
事前テストから順調だった岩戸はレースウィークに入ってからも速さがありました。予選タイムアタックでのミスや決勝でのバックマーカー処理など未熟なところも見られましたが、勝てるタイミングで勝ててよかったです。20ラップのレースタイムが過去最速だったことと、17ラップ目にファステストを更新したことを評価したいです。
作本のウォームアップでの転倒は自分のミスです。転倒で負った足首のダメージが決勝に影響してしまい残念です。もてぎ以降確実にレベルアップしていることは評価していますが、もっと集中しなければなりません。今回のミスを心に刻み、次戦に生かしてくれることを期待します。