TEAM JAOS、アジアクロスカントリーラリー2015において、T1Gクラスで準優勝!総合8位

TEAM JAOSよりアジアクロスカントリーラリー2015の参戦レポートが届きましたのでご紹介します。

(1)参加大会概要


大会名称:ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2015
主催者:ASIA CROSS COUNTRY ORGANIZING COMMITTEE
開催地:タイ国 Chiang Mai 〜ChiangMai
開催日時:2015年8月8日〜14日
スケジュール:
8日  車検&Ceremonial Start
9日  LEG1. ChiangMai⇒Mae Hong Son
10日  LEG2. MaeHongSon⇒MaeSot
11日  LEG3. MaeSot⇒Sukhothai
12日  LEG4. Sukhothai⇒Phrae
13日  LEG5. Phrae⇒Phrae
14日  LEG6. Phrae⇒ChiangMai(夕方表彰式)
* TOTAL 2422,47km(SS 955,167km)


(2) 参戦概要
 
参戦チーム : TEAM JAOS
チーム監督 : 赤星大二郎(株式会社JAOS 代表取締役
ドライバー : 塙郁夫(SUMMIT RACING PUROMOTIONS)
ナビゲーター: 赤星大二郎
マネージャー: 新飼亮也(JAOS企画宣伝部)
カニック : 小林諒平(パワーステージ代表)
        田中一弘(KYB株式会社 技術部)
        能登智徳(株式会社パドック) 
参戦マシン : TOYOTA-FJクルーザー
参戦クラス : T1G(ガソリン市販車改造・・ホモロゲが無い為)
       *実質はT2G(ガソリン市販車無改造)
(())

(3) 参戦台数


MOTO : 43台   8カ国より参加
AUTO : 29台   4カ国より参加


(4) 参戦趣旨


 AXCRは今年20周年の記念大会、㈱JAOS樣が操業30周年、そして、私自身も、「GEOLANDAR」ブランドで20周年と言う記念の年となる事から、タッグを組んで参戦を決意。
参戦趣旨としては、JAOS社のアフターマーケットパーツと、市販のGEOLANDERを組み込んだだけのデモカー(FJクルーザー)で参戦、その性能を実証すると言う物。(マシン製作はSUMMIT が担当)


(6) ラリー経過


☆ LEG1
CHIANGMAI - MAE HONG SON 380,7km
SS 175,97km RS 204,73km ⇒1:41:24
クラス4位   総合16位 (24番目スタート)


☆ LEG2
MAEHONGSON - MAE SOT 496,8km
SS 132,42km RS 364,38km ⇒ 2:40:42
クラス1位   総合4位 (トータル総合6位)


☆ LEG3
MAE SOT – SUKHOTHAI 380,75km
SS 181,35km RS 189,50km ⇒8:00(ペナルティー)
クラス2位   総合16位 (トータル総合8位)


☆ LEG4
SUKHOTHAI – PHRAE 512,06km
SS 268,32km RS 243,74km ⇒3:43:58
クラス1位 総合6位(トータル総合8位)


☆ LEG5
PHRAE - PHRAE 380,58km
SS 176,5km RS 204,08km ⇒1:47:55
クラス1位 総合3位(トータル総合8位)


☆ LEG6
PHRAE - CHIANGMAI  281,81km
SS 45,18km RS 236,63km ⇒49:57
クラス2位    総合15位 (ミスコース)


(7) ラリー結果


☆ T1Gクラス 準優勝(18時間43分 56秒)
☆ 総合8位


まとめ


今年のコースは例年に無く狭く、滑り易く、特にジャングルではアップダウンが激しい為、大柄で重量の重いFJクルーザーには厳しい条件でしたが、6LEG中、3回のLEGでクラス1位を獲得できた事は大きな自信となりました。
全くの市販パーツで組み上げ、大幅な軽量化もしていないAT車両ながら、走行タイムでは総合でも常にトップグループに迫れた事も、当初の「市販パーツの性能を実証する」と言う目的は、ある程度達成できたものと自負しております。
また、マシンはボディーの損傷は有ったものの(狭いコースの為)、基本的にはサスペンションもタイヤもノートラブルで完走出来た事も大きな収穫でした。

 しかし、ラリー全体を通して視れば、やはり、反省点も多く、特にLEG3でのミスコースによるタイムオーバーで大きなペナルティーを受け、優勝圏外になってしまった事は残念でなりません。 しかし、それがラリーです。 安定したドライビング、正確なナビゲーション、そして、タフなマシンとサポート体制。 これらを高次元で揃える必要性を実感しています。
 初挑戦のTEAMとしては難しい課題でしたが、我々はこの経験を生かし、来年もまたチャレンジしたいと考えております。
今年度のご協力に感謝すると共に、引き続きご支援・ご協力をお願い致します。

2015 年8月17日

SUMMIT RACING PROMOTIONS

代表  塙 郁夫