アジアクロスカントリラリーは8月9日（月）に競技前半の山場となるSS4（129.82km）とSS5（69.28km）が行われ、FLEX GEOLANDAR Show Aikawa World Rally Teamの哀川翔/奴田原文雄組（9号車）、山本則博/辻本隆志組（10号車）ともに、ペナルティを受けることなくゴールを迎えました。
今日のステージは、各チームとも残されたSS距離から判断して、カンボジアエリアでのラリー進行の負担を軽くするために、本日の2つのSSで勝負をかけることが多く、勝敗の行方を左右する重要な一日と言われています。
今回4台のエントリーがあったT1G（ガソリン改造車）クラスは既に、8号車のパティーナ/ブンルキット組（スズキ ヴィターラ）が大きなペナルティを受け順位争いから脱落し、経験豊富な地元ドライバーの14号車のチョティラヴィ/サンスワット組（イスズ D-MAX）とFLEX GEOLANDAR Show Aikawa World Rally Teamの2台のFJクルーザーとの争いとなっています。
今日最初のSS4は哀川選手がステアリングを握り、ベテラン山本選手が驚くほどの走りを見せ2時間17分33秒でフィニッシュ。続くSS5では奴田原選手がドライビングを担当し、1時間48分55秒をマークし、トラブルフリーでサービスエリアに戻ってきました。
明日はいよいよ国境を越えカンボジアに入りSS6が行われます。
チームプロデューサー神子のコメント
「現在T1Gクラス1位のチョティラヴィ/サンスワット組とは約2時間40分の差がある中、今後の展開では逆転も不可能ではないタイム差ですが、チームとして慎重な走りを心がけ無事にアンコールワットに到着するよう、戦略を立てていきます。」
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