4月16〜17日にグアム島で開催された「2011 Smokin Wheels Offroad Grand Prix」で、チームジオランダーの塙 郁夫選手が4WD-unlimitedクラスに出場し見事優勝されました。
塙 郁夫選手のレポートが届いていますので、ご紹介します。
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「昨年のBaja1000を完走したL/C-GUNDAM で4WD-unlimitedクラスにエントリー。地元メディアでも「総合優勝候補NO1」 と大きく報じられる中、プラクティスでもベストラップを出しましたが、駆動系にトラブルが発生。
直ぐにスペアーパーツに交換するも、再度同じシャフトが破断して2WDになってしまう。過去、一度も壊れた事の無い部品であり、破損原因も不明。 絶望的な状況となりましたが、今回の参戦のコンセプトは、日本は震災で致命的なダメージを受けても必ず復活するというメッセージを内外に発信しようという「がんばれ!日本」。何としても完走を目指し、2WDの状態で決勝参戦を決意。
しかし、このマシンはフルタイム4WD設計の為、センターデフをロックした2WD走行では”移動レベル”が限界。少しでも負担を掛ければ一瞬でクラッチが滑り走行不能となってしまいます。そこで、決勝はあえて最後尾スタートを選択、一切廻りのマシンに惑わされない徹底した”省エネ走り”を実践。これにはPIKESでのEV経験が大きく役立ちました。
結果、廻りのマシンが激しいバトルで自滅していく中、一人淡々とノンストップ周回を続け、総合優勝のマシンから6周遅れの総合4位、クラストップでゴールという奇跡的な完走を収める事が出来ました。
総合優勝を逃してしまった事は残念ですが、今回の参戦コンセプトに相応しい、良いレースを出来たのではないかと思います。
なお、参戦マシンの殆どに持参した「がんばれ!日本」のステッカーを貼って頂き、レース会場では有志による募金活動も行い、多くの関係者、観客から励ましのエールを頂けた事をご報告させて頂きます。
今後も、この「日本は必ずより強くなって復活する!」と言うメッセージを、レースを介して内外に発信して行く活動を続けますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願い致します。」
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Panda
