2018 JJSBA CHAMPIONSHIP R6 大阪二色浜大会

2018 JJSBA CHAMPIONSHIP R6 大阪二色浜大会

日時:2018年9月23日(日)〜24日(月)
場所:大阪府貝塚市 二色の浜公園海浜公園



Kawasaki社製のジェットスキーによるレース、
JJSBAシリーズ戦の第6戦が大阪にて開催されました。
A SKIクラス、A SKI-Xにおいてelfサポートライダーの小原選手がW優勝を果たしました。


elfサポートライダー成績


【JPBA AQUABIKE】


A SKIクラス
1位  小原聡将(#1 超!PonkanR 四国89番所 with Bee)
2位  竹野下正治(#70 RACING TEAM EAST JAPAN)
7位  藤井亮平(#72  RACING TEAM EAST JAPAN)





A SKI-Xクラス
1位  小原聡将(#32 超!PonkanR 四国89番所 with Bee)
2位  塚本晴樹(#2 NEO beach depot racing)



小原聡将選手コメント

アクアバイクのシリーズ最終戦に引き続き 2 週連続での大阪大会となりました JJSBA シリーズの第 6 戦はレースの両日ともに天候は良く、風がほとんど吹かないためにうねりはあるものの比較的穏やかな水面でのレース展開となりました。また、今大会ではダブルチョイスコースが設置されており、通常の左海面だけではなく右海面にもチョイスコースが設置されていたため、よりレース展開が盛り上がるコースレイアウトとなっていました。
A SKI クラスでは 7 月の第 4・5 戦にて 2 戦連続 2 位となったために暫定のシリーズランキングも 2 位へと下がり、今大会の結果次第では再度ランキング 1 位へと浮上することのできるポジションでのレースであったため、優勝出来るようメカニックの方と共に全力で取り組んで参りました。
また、今大会では A SKI-X クラスにもスポット参戦が決まり、初めて扱うタイプのマシンでのレースは少ない練習時間の中でマシンに乗り慣れるよう努めて参りました。また私が乗るマシンはエンジンをほとんど改造していないために他の選手とのアドバンテージを技術で補うほかなく、厳しいレース展開が予想されました。



A SKI


予選
スタートグリッドは抽選の結果よりインコースポールポジションからのスタートでした。スタートはタイミングが合わずに出遅れてのスタートとなり、インコースの 4 位で 1 ブイを旋回しました。しかし合流までに 2 艇追い抜いてインコースの 2 位となり、合流ではアウトコースの 1 位に続いての 3 位でホームストレートを通過しました。そして右海面でのチョイスコースですぐに 2 位の選手を追い抜いて順位を 1 つ上げ 2 位へと浮上することが出来ました、その後は 1 位の選手に両方のチョイスコースを活用してのアタックを仕掛けましたが追い抜きには至らず、危なげなく 2 位での予選通過となりました。


決勝
スタートグリッドはアウトコースポールポジションを選択し決勝のスタートを迎えました。スタートのタイミングはドンピシャに決まり、アウトコースのホールショットで合流へと向かいました。インコースからの 1 位に続いて 2 位で 2 周目へと向かい、1 位の選手を追い抜くためのチャンスを伺いながら攻めの姿勢で周回を重ねていきました。そのチャンスはレースが中盤に差し掛かるタイミングで訪れ、右海面での波のうねりが激しくなった時にチョイスコースを分かれて合流で距離がグッと縮まり、そして左海面でもチョイスコースを分かれたところ合流で 1 位の選手を追い抜いて順位を上げることが出来ました。その後は後続の選手とのアドバンテージを徐々に広げていき、トップフィニッシュでレースを終えることが出来ました。



A SKI-X


Heat#1
スタートグリッドはインコースの大外を選択してのスタートでした。スタートでは予想
通り 1 ブイまでにインコースのほとんどのライダーに置いていかれ、 4 位で 1 ブイを旋回しました。しかし 1 つブイを曲がるごとにアクセル全開で外から 1 艇ずつまくっていき、合流までにはインコースの 1 位に浮上することが出来ました。 2 周目もそのまま 1 位でホームストレートを通過でき、その後は 2 位以降の選手とのアドバンテージを徐々に広げていく展開となったため、無事に 1 位でゴールすることが出来ました。


Heat#2
スタートグリッドは Heat#1 と同様にインコースの大外からのスタートを選択しました。
今回は Heat#1 よりもスタートのタイミングが良く、インコースの 2 位で 1 ブイを旋回し合流へと向かうことが出来ました。合流ではアウトコースからの選手の前へ出ることができ、2 位のまま 2 周目へと向かうことができました。その後は左右のチョイスコースを常に分かれて勝負を仕掛け、4 周目の左海面での合流において 1 位の選手に並びかけることができ、ホームストレートでオーバーテイクすることができたため 1 位へと順位を上げることができました。それからは 2 位以降の選手との距離を徐々に離していくことができ、Heat#1 と同様に 1 位でレースを終えることができました。


レースを終えての感想
先週のレースに引き続き今大会でも優勝でレースを締めくくることが出来、尚且つ両クラス共に運を味方につけ優勝できたことはレースの神様に愛されたのだと光栄に思っております。JJSBA のシリーズ戦は今年で 4 年目の参戦となり、3 年連続の全日本チャンピオンを獲得できこの 4 年目にしても最終戦を残して暫定シリーズランキング 1 位に立つことができました。残念ながら最終戦を出場することができないため今シーズンのシリーズチャンピオンは逃してしまいますが、この結果を残すまでに 4 年間私を導いてくださったメカニック兼マシンオーナーの Bee-Tec 伊藤さんには大変感謝しております。

そして今大会の終了と共に今シーズンの公式戦を全て走り終えることができましたことをご報告させて頂きます。後日改めて文章を作成し送らせて頂きますため短文となりますが、これまで小原聡将を信じてサポートし続けて下さったスポンサーの皆様には誠に感謝しております。皆様のご支援のお陰で沢山の結果を残すことができ、国内のみならず海外においても一人の日本人プロライダーとして沢山の方に認めていただくことが出来ました。
これからも努力を続けて邁進して参りますので、今後とも変わらぬご支援、ご協力の程宜しくお願い致します。