鈴鹿8耐開幕

エルフがテクニカルサポートするTeam Tras 135HPより鈴鹿8耐初日の参戦報告が来ましたので、ご紹介させていただきます。


■7月24日 ついに鈴鹿8耐Week突入!!!
といっても僕は7月20日からWeekモードの入っています。
7月20日 今回の第2ライダーPedroさんが来日
時差ぼけ対策と観光を兼ねた、早期来日です。
羽田空港に迎えに行き、浅草観光しながらすき焼食べて…
7月21日と22日は自由行動してもらい、22日の夕食をお寿司で終えて
23日東京から一緒に鈴鹿へ車で移動!!!
途中で富士山と浜名湖を見てもらう予定が、曇りで富士山見れず…清水でクシタニさんに訪問し、新東名を走ったので浜名湖見れず…12時に鈴鹿入り!!!
鈴鹿に着いてからは、Team Trasのマシンをチェックしてから、
世界耐久選手権の仲間達との挨拶に忙しく動きまわり、第3ライダーのChoさんとも合流してTeam Tras 135HPのライダーが全員集まりました。
ピットをセットアップして、ライダーはホテルへ
カニックは24日の車検に向けて整備に…


■今年の8耐チームは新メンバーで取り組みます。
JSB1000参戦時にサポートメカニックで参加されたディーラーメカニックさんと一緒です。
今回の経験を、今後の仕事に生かしてもらいたいと思います。


さて前置きはここまで
■7月24日
フリー走行1回目
先週にシャシーダイナモで燃調をあわせ、各種の8耐仕様に変更された車両を持ち込んだ。
前回のテストで感じられたリヤバネの弱さの対処として、テクニクスさん2本特別なサイズを特注して頂いた結果も知りたい。
路面温度55度を超えたコースコンディションでは、過去のセッティングデータが役にたたない。今回は3人のライダーが乗るので、最初は寺本がライディング。
2回ピットインして微調整…さらっと13秒台を出してライダー交代。
第2ライダーPedroはスペイン人、2012年の世界耐選手権SSTクラスのチャンピオン!!!勿論、マシンはBMW S1000RR。
ヨーロッパの耐久ライダーの乗り方は、やわらかいサスで乗り込んでゆくスタイル。しかし、我々のマシンはJSB1000で造り上げてきたスプリント仕様。
ポジションの高さと、サスノ硬さが意に沿わない…
フリー走行2回目
ポジションの高さを解消すため、ディメンションの変更を行い…Pedro が乗ってスタート。
まだ10周位しか走行していない中で16.0秒台を出してライダーチェンジ。
続いてChoがライディング…鈴鹿のコースを知るためのライディングに徹する…Choさん。


■三人のライダーが走り、初めてTeam Tras 135HPの活動が始まった。
今日の走行を終えて、チームのまとまりやライダー同士の親睦を強く感じた。
20日に初めて会ったPedroとは冗談も言える中…
Choは優しく、第3に徹した走り。
寺本も鈴鹿になれないPedroに自分の走行時間を譲る思いやる心…等々、
素晴らしいチームワークを改めて感じた。勿論メカニックチームも同様、新しい人たちの目を輝かした行動は、私にとっては新しい感動を得た。