ハイブリッドカー日本一決定戦、トラス、総合18位

エルフが協賛している「Eco Car Cup 2011 夏 at レーシングコース - ハイブリッドカー日本一決定戦」に参戦したトラスより参戦レポートが届きましたので、ご紹介します。








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Eco Car Cup 2011 夏at レーシングコース
ハイブリッドカー日本一決定戦報告書


2011年8月7日(日曜日)富士スピードウエイレーシングコースは、60台ものハイブリッドカーで埋め尽くされた。
前回トラスは、初参戦にも関わらずスーパーハイブリッドクラス優勝!
今回は、Silky PRIUS 010をさらにカーボン化することで−147kgもの軽量化に成功しました。
◆監督: 新田 正直 ◆ドライバー: 黒澤 琢弥
◆ナビゲーター: 新田 恭平 ◆ピット要員: トラススタッフ
というチーム体制を組みレースに挑みました。


■予選タイムアタック
前日の雨の影響が少し残る、最良とは言えない路面コンディションの中、タイムアタックが開始される。トップ2台はアシストクラスのLS600とBMW X6で、その後はCR-Z勢が3台続き童夢インサイト、結果7番手のトラスは、プリウス勢トップタイムをたたき出す。
トップ2台とは、速度差が20km以上もあるのでタイム的には勝負にならない。
プリウス勢が大きく苦戦した要因の一つに車両重量が大きく関係していると感じた。
CR-Z 車両重量1130kg
童夢インサイト- 車両重量1090kg
SilkyPRIUS010 車両重量1233kg
プリウス30 車両重量1380kg
タイムアタック中トラス車両に、大きな懸念材料が発覚してしまう。
−147kgもの軽量化により、車高が大きく上がってしまいVSCが各コーナーで作動してしまうのである。各輪のブレーキとエンジン出力をコントロールするVSCの介入によりタイムが幾分落ちていたと感じられる。


■決勝
レースルール
・2時間の耐久レース
・一周3分15秒以上で周回する(2周のみ早くても可)
・規定周回は31周以上
・最低3回以上のピットイン義務
・レース順位と燃費順位の合算ポイントで綜合順位を決める


トラス#135は、スタート後の混走を避けるため、早期に3回のピットインを行ったのだが3回目のピットイン終了後に入ったポジションが悪く、燃費を稼ぐためタイムを落とし走行している集団の後ろについてしまう。この結果、黒澤琢弥のスムースなドライビングも機能しないほどアクセルのON/OFFを強いられてしまうことに。さらに、前車の予期せぬライン取り等も重なり、予選時に懸念していたVSCの作動が多くなってしまい大幅な燃費ロスを招くこととなる。
レース順位10位+燃費順位46位 総合18位
レース結果は、圧倒的な速さでLS600が優勝。(燃費では最下位)総合優勝は、レース順位5位+燃費順位19位の童夢インサイトのものに、続く総合2位は新田守男のドライブする30プリウス。優勝候補と言われていた、ゆらプリのスリップを利用し燃費を稼ぎ、終盤に追い越す作戦でレース順位を上げ、総合2位を獲得する。ゆらプリは総合9位。


次回は、11月にショートサーキットで開催される2011最終戦に出場します。トラスのSilky PRIS 010は、現在のところドライバーを含めた参戦体制は、現時点未定です。




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エルフは今回の大会の参加者に、エンジンオイル、そしてオリジナルTシャツ等ノベルティグッズを提供しました。




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