2019全日本トライアル R-7東北大会参戦レポート

TEAM MITANI

2019全日本トライアル R-7東北大会参戦レポート
「IAS1-2-3finish史上初3クラス制覇今季 2回目.」


★2019 年度 全日本トライアル選手権 新体制紹介
TEAM MITANI Honda : HRC クラブMITANI 監督・三谷 知明
VERTIGO with MITANI:GASGAS with MITANI 監督・三谷英明
TEAM MITANI Honda マシン:RTL300R
小川友幸
HRC クラブMITANI マシン:RTL300R
村田慎示 冨名腰慶亮 山中玲美
VERTIGO with MITANI マシン:COMBAT VERTICAL3.0
柴田暁 武田呼人
GASGAS with MITANI マシン:GASGAS PRO300GP PRO125racing
氏川政哉 廣畑伸哉 福留大登 井之前拓実
出場選手権:全日本トライアル選手権(全7戦)
世界選手権ストライダ日本グランプリ CITY TRIAL
● 国際A級スーパークラス
ライダー : 小川友幸(43歳) 柴田 暁(30歳) 氏川政哉(16歳)
アシスタントor サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕人(柴田暁選手)氏川湧雅(氏川政哉選手)
● 国際A級クラス
ライダー : 武田呼人(17歳) *村田慎示(45歳) 冨名腰慶亮(25歳)
アシスタント : 南山敏宏&北山将司(武田呼人選手) *上田万法(村田慎示選手) 冨名腰直人(冨名腰慶亮選手)
● 国際 B 級クラス
ライダー : *小倉功太郎(19歳) *井之前拓実(19歳) 福留大登(13歳) 廣畑伸哉(14歳)
アシスタント : *小倉暁(小倉功太郎) 井之前正輝(井之前拓実) 福留良太(福留大登選手) 廣畑佳伸(廣畑伸哉選手)
● レディースクラス
ライダー : 山中玲美(24歳)
マインダー&サポート : 山中勉(山中玲美)
*印はスポット参戦での計画となります。

2019 R-7 TEAM MITANI パドック

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■開催日:2019年11月3日
■開催地:宮城県・スポーツランド SUGO
■観客:1,200人■気温:18度■天候:晴れ
■競技:10 セクション×2 ラップ+SS-2 セクション
■持ち時間:4時間 30分(10セクション×2ラップ)


● 国際A級スーパークラス
☆1位☆:小川友幸☆2位☆:氏川政哉☆3位☆:柴田暁
● 国際A級クラス
☆1位☆:武田呼人6位:村田慎示24位:冨名腰慶亮
● 国際 B 級クラス
☆1位☆:広畑伸哉12位:福留大登31位:井之前拓実
● レディースクラス
4位:山中玲美

(R-7東北大会)
私事 8月 13日に第 12胸椎椎体骨折で入院しまして、第 5戦は病院から応援。そして第6戦は自宅療養で応援予定が台風で中止。そして今回は回復していれば現地で応援と思いまして調整しましたが、1日起き上がれる時間が 3時間という状況でしたのであきらめて自宅で応援していました。なんと!それが良かったのかw前代未聞の歴史的快挙をチーム員が成し遂げてくれました。

2019全日本最終戦 SUGO大会の快挙☆IB優勝IA優勝IAS優勝(3クラス制覇)☆☆IAS表彰台独占 1-2-3史上初☆

● レディースクラス
3年目:山中玲美24歳
HRC クラブMITANI RTL260F
今回は世界ランカーの参戦で、4位でしたがランキングは 2年連続 3位に輝く。

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● 国際 B 級クラス
2018GC 5位ルーキー:広畑伸哉選手 14歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
125ccクラスはトライアルでは有りませんがあえて 125ccでチャレンジして今回、2勝目の優勝、今季二回目のチーム 3クラス制覇に貢献してくれた。シリーズランキングも 2位!!

☆シリーズランキング 2位獲得☆
国際 B級→国際 A級自動昇格
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2018GC 6位ルーキー:福留大登選手 14歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
初年度入賞など果たすも、全日本の舞台にのまれていた感がある。2020IBエースとして一気に飛躍して欲しいところだ。

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大学生ライダー:井之前拓実選手20歳
GASGASwithMITANI PRO250GP
お兄ちゃんの時代からチームでトライアルの活動をしてくれている。井之前選手は大学生。受験のため 2年間トライアルを休んでいる状況から今年復活してチームで最後まで戦ってくれました。地道にやるスタイルで来年は A級昇格を目指す。

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● 国際A級クラス
IA3 年目:武田呼人選手 17歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
もてぎからアシスタントをしていただいている平田さんとのタッグで、今季 4勝目を挙げて国際 A級クラスシリーズチャンピオンを獲得。IA3年目でのうれしい結果。そしてチーム今季二度目の 3クラス制覇にも貢献してくれた。来期は就職もあるので活動が未確定な部分はあるが、スーパークラスにチャレンジしてほしい。

☆シリーズチャンピオン獲得☆国際 A級→国際 A級スーパークラス自動昇格

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IAベテラン:村田慎示選手45歳
HRCクラブ MITANI RTL300R
ランキング 3位をかけて挑んだ最終戦ランキング 5位から 4位にあげた 6位入賞。来期にも意欲を燃やすこの情熱と努力は、.年にわたるトライアルへの思いがにじみ出ている。

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沖縄出身初 A級ライダー:冨名腰慶亮選手25歳
HRCクラブ MITANI RTL300R
今年も沖縄からお父さんが来て、活動して頂きました。慶亮くんは ATJに就職栃木を拠点にトライアル活動しています。今年はポイント獲得も惜しいところまで行きながらも後半戦苦戦という結果でしたが、今年の IA1年目の経験を生かして来年に向けて取り組んで欲しい。

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● 国際A級スーパークラス
前人未踏6 連覇チャンピオン:小川友幸選手42歳
TEAM MITANI Honda RTL300R
昨年よりはタイトル獲得へ,ポイント差はあるものの、王者としての今年 3勝目へのこだわりとプライドで挑んでくれました。前人未到記録を達成した昨年の 6連覇の記録を 7連覇に伸ばして今季3回目の優勝で最終戦を締めくくった!!「強すぎるチャンピオンだ」

☆シリーズチャンピオン獲得☆国際 A級スーパークラス前人未到 7連覇達成

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IAS2年目ルーキー:氏川政哉選手16歳
GASGAS with MITANI PRO300GP
待ちに待った本領発揮と言ったところか!!今年の初めに発症した耳の病は相変わらずだということ、不運のシーズンだったが最後の最後で、2位表彰台という快挙を成し遂げた。Top3に食い込むと言うことは、ファクトリーに食い込んだプライベートライダーと言うことになる。来季の SEIYAに大注目です!!

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Vertigoエース:柴田暁選手30歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
今年 2回目の表彰台を獲得した。本人は優勝をねらっていたはず,途中まで 1位を keepしつつも後半SSで逆転を許しての 3位。今年は昨年に比べ安定している走りはできていなかったランキングも 5位と低迷していたが、この最終戦で劇的な大逆転でのランキング 4位を獲得する今季の活躍!!

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表彰式 R-7

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レディースクラス 山中玲美 4位

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IBクラス 広畑伸哉1位(2勝目)

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IAクラス 武田呼人1位(4勝目)村田慎示 6位

 

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IASクラス GATTI1位(3勝目)SEIYA2位 AKIRA3位

TEAM MITANI
代表三谷知明

2019 JJSBA CHAMPIONSHIP最終戦 南あわじ大会

日時:2019年10月26日(土)~27日(日)
場所:兵庫県南あわじ市 慶野松原海水浴場特設会場

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elfサポートライダー成績

Race1(10/26)

A SKIクラス

3位 塚本晴樹(#37 NEO beach depot racing)
5位 竹野下正治(#70 RACING TEAM EAST JAPAN)
- 位 藤井亮平(#72  RACING TEAM EAST JAPAN)
- 位 小原聡将(#4 超!PonkanR四国89番所withBee)

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A SKI-X クラス

- 位 小原聡将(#15 超!PonkanR四国89番所withBee)

 

Race2(10/27)

A SKIクラス

1位 小原聡将(#4 超!PonkanR四国89番所withBee)
3位 藤井亮平(#72  RACING TEAM EAST JAPAN)
4位 塚本晴樹(#37 NEO beach depot racing)
7位 竹野下正治(#70 RACING TEAM EAST JAPAN)

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A SKI-X クラス

1位 小原聡将(#15 超!PonkanR四国89番所withBee)

 

年間ランキング

A SKIクラス

2位 竹野下正治(#70 RACING TEAM EAST JAPAN)
4位 藤井亮平(#72  RACING TEAM EAST JAPAN)
8位 塚本晴樹(#37 NEO beach depot racing)
17位 小原聡将(#4 超!PonkanR四国89番所withBee)
20位 砂盃肇(#87 RACING TEAM EAST JAPAN)

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A SKI-X クラス

12位 小原聡将(#15 超!PonkanR四国89番所withBee)

 

小原聡将選手レポート

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今大会は通常通り土日開催の大会でしたが、私は土曜日に千葉のボートピア習志野にて行われたイベントに出演したことから日曜日のみの参戦となりました。

今大会に向かった目的の1番の理由としては、デビュー戦を迎えるにあたってお世話になりました各関係者の方々へのご挨拶を目的としていて、ただし折角淡路まで向かうのであるから1年ぶりとなる走りを皆さんに見て頂けたらという気持ちで無理をしないことを心掛けて出場して参りました。

参戦したクラスはA SKIクラス及びA SKI-Xクラスの2クラスとなります。 まともにレースを走るのは丸々1年ぶりとなるため、自身の技術や体力に不安を抱えたまま練習走行へと向かいましたが、その不安もすぐに消えてしまうほど思った以上に身体に乗り方が染みついていることを認識し、とても楽しみな気持ちでレースへと臨むことが出来ました。

この日は朝からずっと沖からの風が吹いていたことで海面は荒れていて、その風も時間が経過するごとに徐々に強く吹いてきたため午後にはとても荒れた海面でのレースとなりました。

レースの結果としては荒れた海面の中、誰よりも楽しく乗れたためか、復帰後のレースにおいて2クラス共に優勝を飾ることが出来ました。勿論この結果を残すことが出来たのも自分1人の力ではなく、勝てるマシンを準備してくださったBee-Tecの伊藤さん、そしてサポートして下さったチームの方々のお力添えのお陰であります。本当に感謝をしております。

今後もまた可能な範囲でジェットスポーツのレースやイベントに携わっていくことが出来たらと思っています。その際にはご報告させて頂けたらと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。

小原聡将

2019 World Finals レースレポート 片野丈一郎

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2019 World Finals レースレポート 毎年アメリカ レイクハバスで行われるレースに初めて参戦してきました。 このレースは世界各国からトップライダー達が集まり名誉を求め競い合います。 僕は今回Sports GP classに出場しました。エントリー台数は22台でした。予選なしでスタートグリッドにそのまま22台が並んでのスタートだったのですごく激戦区でした。

Moto1 ライダーがレース前に集まり1人ずつピンポン玉を箱から手に取りピンポン玉に書いてある番号がグリッドの順番になります。僕が引いた数字は3番でした。3番はインコースグリッドの2番目なのですごくラッキーでした。そして、ライダーが引いた番号でグリッドに並びレースを行います。全てのライダーが並び終わり横を見渡すとすごい数のライダーが並んでいたのでものすごくドキドキしてきました。そして、エンジンスタートの合図がだされシグナルが変わりアクセスを握るとタイミングが完璧でそのままホールショットをとることができました。インコース11台の中でのホールショットは最高に気持ちよかったです。そしてアウトグリッドとの合流でアウトコースが早かったのでアウトコースのホールショットをとったセッツーラ選手が1番で僕が2番でした。セッツーラ選手は僕がずっと追いかけていた選手なのでその選手の後ろを走っているときはすごい興奮、そして追い抜いてやると思い全力を尽くし追いかけました。しかし、台数が多いため3周目あたりから周回遅れがすこしずつでてきて抜いたりしているうちに少しずつセッツーラ選手との差がでてしまいそのまま追いつくことができず2位でフィニッシュしました。しかしこの大きな大会でこの結果はすごく嬉しく、次のMoto2では1番取って優勝してやると思いました。

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Moto2 今回のグリッドの決め方は着順にすきなポジションを選びスタートします。レース前にチームですごく次のグリッドはどうするかとミーティングをした結果インコースの1番をとることにしました。当然ここでも流れがきていたのでインコースのホールショットをとることができました。しかし合流でアウトコースからセッツーラ選手、2018 World Cup Champion のクリスチャン選手が1番、2番で僕が3番でした。クリスチャン選手も目標にしていた選手の1人で合流3番だったのですが絶対抜いてやると考えているとすごくテンションが上がってきて楽しかったです。何度か抜けそうな瞬間はありましたが、猛烈にアタックしているうちに周回遅れのライダーが出てきてクリスチャン選手へのアタックや周回遅れを抜いたりしているうちに力が入りすぎ体力がすごく消耗してしまい後ろの選手抜かれてしまい5位でフィニッシュでした。 総合ポイントで3位でしたが、優勝も見えていたレースなだけすごく悔しく言葉もでず、ただただ自分に腹が立ち嬉しくありませんでした。

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そして表彰式が始まるまで悔しかったのですが大きな舞台で3番で呼ばれたときにはすこし誇らしさに変わり全力で喜びました。今回も自分1人のためにたくさんの人達が協力してくれました。アメリカに行く前日には所属しているチームのBellFactoryに壮行会を設けてもらったり最高のマシンを作ってくれたメカニックの藤江さん、応援手伝いに来てくれた家族やいっしょに行動してくれた方々やチーム員そしてスポンサー様には本当に感謝しています。 次はタイで行われるWorld Cupが控えているので最終調整を行い全力を尽くしたいと思います。今回も応援してくれた方ありがとうございました。