中国インターナショナル戦レポート-片野丈一郎

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今回、中国のレースに参加してきました!世界中からライダーが招待されたくさんのライダー達がいました。自分は1100stock classにSeadoo Sparkで出場しました。参加人数が多すぎてエントリーをストップするぐらい人気があったそうです。

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レース前日  参加人数が25台ぐらいいたので18台に絞るため予選をしました。スタートポジションがアウトコースの3番目でした。そしてスタートを切りインコースとの合流で僕のボジションは4位でした。ラップ4周目で前の選手を抜くことができ僕のポジションは3位。残り2周そこから絶対上がれるだけ上がってやると思い、自分の全力を尽くしました。コース選択でインコースアウトコースに分かれるもあと少しのところで抜くことができず残り1周。自分が攻めていたので相手が少し焦ったりなどしてミスをしたのでこれはいけると思い右側のコースで相手の内側にはいったりなどしてミスをもっとさせるようにしました。そしてコース選択で相手がインコースをいったので僕はアウトコースを選択しました。120%の自分でアウトコースを走り運命のホームストレートでの合流でインコースを回った相手が前にいてアウトコースからスピードにのった僕とでチェッカーブイ手間でわずか30cmの差で僕が前にでた瞬間、おもわずガッツポーズを上げてゴールをしました!会場もすごく盛り上がってたみたいです。

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Moto1  インコースの1番目スタートでホールショットでした。しかしアウトコースとの合流2番目でそのまま2位でフィニッシュしました。

Moto2 今回もインコース1番目のスタートでしっかりとホールショット。しかし午後からアウトコースがなぜか速すぎたのでアウトコースから2台に合流した僕の前にでてしまいました。それからコース選択をする際アウトコースが使えなかったのでそのまま3位フィニッシュ。

Moto3 ここは最低でもしっかりと2位をとっていきたいとこなのでしっかりとコンディションを整えイメージトレーニングをしてレースに挑みました。今回もインコース1番目でホームショットをとりアウトコースとの合流で2番でした。1位のライダーに選択コースで分かれたり猛アタックしましたが最後まで抜くことができず2番目でのフィニッシュでした。

Moto4 今回のMotoはレースの中でたくさんのドラマがありました。Moto3が終わった時点での総合ランキングは2位。3位の選手にこのMotoで負けてしまったら総合3位になってしまうのでなんとしても負けられないところでした。今回スタートポジションはインコースの1番目でした。当然ホールショットをとりアウトコースとの合流でまさかの総合ランキング1位の選手をおさえて3位の選手が合流した時点で1番目でした。まさかの想定外だったので僕の計算が完全に狂いました。そして僕のポジションが2番目だったので3番目のライダーが総合1位だったので僕抜こうとして猛アタックでした。1番目のライダーを抜きに行って勝負しかけたら3番目のライダーが僕にアタックという激しい戦いを4周続けました。そして5周目のバックストレートで3番目のライダーが僕を抜いていきました。すごく悔しく絶対もう1回抜いてやると思い、相手がアウトコースを選択したので僕はインコースに行き合流で抜くことに成功することができました!合流した後の1ブイでしっかとブロックして相手を抑えようとして後ろを振り返るとまさかの外側からからアクセル全開で僕の横にいました。そこからSide by sideでしばらく走っていましたが僕が負けてしまい結果3位でフィニッシュ。そして総合は3位で終了しました。

そしてインスペクションエリアではエンジン開放からリフトでマシンを上げてハルを削ってないかなど相当厳しかったです。そして抗議も何個も入ってきたみたいなのでレース終わってからも戦いは続いていました。

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今回の中国では興奮、経験、悲しみ、楽しみなどなどとたくさんの感情が生まれました。その中で表彰台に上れたのですごく嬉しかったです。また中国でレースがしたいとすごく思いました。ありがとうございました!

2019年 ジェットスポーツ全日本選手権シリーズ最終戦 二色の浜大会

日時:2019年9月14日(土)~15日(日)
場所:大阪府貝塚市二色の浜海浜緑地
天候:晴れ

elfサポートライダー成績

SKI SLTDクラス

1位 竹野下正治(#70 マリンメカニック)

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5位 山本陽平(#60 Team YRF)

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7位 桜井直樹(#00 #1 pound1)

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R/A SLTDクラス

1位 砂盃肇(#87 マリンメカニック)

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2位 生駒淳(#86 #1 pound1)

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3位 三上定裕(#81 Ace Japan)

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R/A STKクラス

3位 新井紀男(#10 Do.speed fr)

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R/A 1100STKクラス

3位 片野丈一郎(#76 BELL FACTORY)

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年間ランキング

SKI SLTDクラス

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1位 竹野下正治(#70 マリンメカニック)

4位 山本陽平(#60 Team YRF)

6位 桜井直樹(#00 #1 pound1)

11位 海老原祥吾(#81 CLEVER with SWF)

 

R/A SLTDクラス

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1位 砂盃肇(#87 マリンメカニック)

2位 三上定裕(#81 Ace Japan)

5位 生駒淳(#86 #1 pound1)

14位 生駒明美(#16 #1 pound1)

 

R/A STKクラス

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5位 新井紀男(#10 Do.speed FR)

 

R/A 1100STKクラス

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3位 片野丈一郎(#76 BELL FACTORY)

8位 大岡嗣典(#45 RACING FACTORY UNION)

2019SGT Rd,7菅生大会 #30 レースレポート

2019 AUTOBACS SUPER GT ROUND 7 スポーツランドSUGO

開催地:スポーツランドSUGO宮城県)/3.704km
9 月21 日(予選)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:12,000 人
9 月22 日(決勝)天候:雨 コースコンディション:ウェット 観客数:25,100 人

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予選はついにQ2 進出! 決勝は攻めのタイヤ選択が裏目に。無念の25 位に終わる。

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絶えず激戦が繰り広げられるスーパーGT シリーズも、いよいよ残すは2戦となり、シリーズ第7戦がスポーツランドSUGO で「SUGO GT 300km RACE」として開催された。今年もapr は引き続き2台体制で挑むが、マシンをTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV(ZVW52)にスイッチ。規定の変更と合わせ、駆動方式をミッドシップからFRに改め、さらに5.4ℓのV8 エンジン、2UR-G を新たに搭載することとなった。
「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」をドライブするのは、引き続き永井宏明選手と織戸学選手。タイヤもヨコハマが継続して使用される。
前回のオートポリスでは予選こそ26番手だったものの、不安定な天候に乗じて決勝では徐々に順位を上げることが期待されるも、駆動系トラブルに見舞われて無念のリタイアを喫している。
今回の舞台であるSUGOもまた、オートポリス同様、アップダウンの激しいテクニカルコースだ。
前回から仕様が改められたエンジンは、高地に位置するコースではそれほど威力を発揮できなかったが、山の上とはいえ高度が半分以下のSUGOであれば、ピックアップや低速トルクの向上によってメリットを産むことが期待される。また、今回はウエイトハンデ半減のレースではあるが、それでも重さが影響を及ぼしやすコースでもあるだけに、ノーハンデのメリットを大いに活かしてくれそうだ。。


公式練習 9月21日(土)9:00~10:35

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このレースウィークも直前になって台風が発生。幸いにして直接の影響が及ぶことはなさそうだが全体的に天気はぐずつき具合で、実際に直前の天気予報では悪天候となるとされていた。
だが、土曜日に関しては、なんとかドライコンディションが終始保たれた。
今回も最初に織戸選手が「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」に乗り込み、まずはチェック走行が行われた。その後、気温は16 度、路面温度は21 度と安定の状態だったこともあり、本格的な走行が開始され、織戸選手は徐々にラップタイムを上げていく。間もなく30 分を経過しようというところで、1 分19 秒226 をマークして、その時点での8番手に。スピードの確認が出来たことからその後ピットに戻って決勝レースに向けたセットアップ、タイヤ選定が行われていくこととなる。
今回、それほど長い時間ピットに留まることがなかったのは、持ち込みセットの方向性が正しかったことを意味している。ここまでの6戦でトライ&エラーを重ねながらも積み重ねてきたデータがようやく生かされるようになってきたようだ。
1時間15 分ほど経過したところで、いよいよ永井選手の番に。セッション終了まで挟んだピットは一度だけ。ここでしっかりマイレージを稼いでもらおうという配慮による。徐々にタイムを刻んでいった永井選手は、最後10 分間のGT300 専有セッションでは1 分22 秒913 をマークするまでに。決勝レースでのコンスタントラップに期待が持てそうだ。

 

公式予選Q1 9月21日(土)14:00~14:10

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引き続きドライコンディションが保たれた予選、そのQ1 は開幕戦・岡山以来となる2グループに分けての計測となり、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」はA グループでの走行となった。
今回もQ1 担当は織戸選手。気温は19 度、路面温度は31 度にまで上昇したものの、何か影響を及ぼすようなコンディションとはなっていなかった。
SUGO は1周の短いコースということ、さらにレイアウト上、左右のタイヤを同時に温めにくい。そこでウォームアップは入念に行われ、アタックは計測4周目から開始されることとなった。まずは1分20 秒085 をマークした織戸選手は、十分な手応えを得られたこともあって、さらにコースを激しく攻め立てていく。その結果、記されたタイムは1 分19 秒159。ボーダーライン上スレスレではあったものの、グループ8番手でQ1 突破に成功し、ついに永井選手にバトンをつなぐことに成功した。

 

公式予選Q2 9月21日(土)14:53~15:03

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今年初めてQ2 を担当する永井選手とあって、織戸選手のインフォメーションをしっかり受けた上での走行となった。ウォームアップはしっかりと行われ、Q1 同様計測4周目からのアタックに。まずは1 分21 秒433 を記し、このレースウィークの自己ベストを更新すると、次の周には1 分20 秒904 でタイムアップ。さらに縮めていきたいところだが、すでにタイヤはピークを超えていた。
一時は15 番手につけていたものの、終了間際にタイムアップした車両もあったことから、18 番手となったとはいえ、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」にとって、今季ベストリザルトを収めることに成功した。

 

永井 宏明選手

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久しぶりのQ1 突破がまずは嬉しく思います。応援下さる皆様、関係者の皆様に感謝しております。
車は、まだまだセットアップが詰め切れておらず、攻めるほど難しい挙動があり、想定するタイムを出せませんでした。そうは言いながら やっと方向性が見えてきており流れも良いので、もう少しセッティングをアジャストして明日に挑みたいと思います。
決勝は確実に走れば、結果は伴うと思います。心配なのは天候だけです。

 
織戸 学選手

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もう今年も残すところ2戦。あっという間で、新車のPRIUS PHV のシェイクダウンからワクワクと苦労の連続で今に至っている事を思い出します。その苦労が実り、今回チーム2台ともにQ1 突破は、本当にうれしいです。応援下さっている皆様、チームの皆さんに感謝です。
明日は雨模様ですが、とにかく前へ前へ攻めて行きますので 応援よろしくお願いいたします。

 

金曽 裕人監督

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ようやくQ2 進出を果たしてくれました。前回から投入の規定エンジンが、いよいよ本領を発揮してくれて、シャシーのセットアップも順調に進んでいます。
ただ、本当のもっともっと先に行きたい部分に関しては、まだ時間不足ということで完全には詰めきれていないのですが、その分を2 人のドライバーが補ってくれました。決勝レースでも、何事もなくしっかり走れれば、ポイント圏内には確実に行ける気がします。
雨が降りそうですが、恵みの雨にもなる可能性がありますので、ご期待ください。

 

決勝レース(91周) 9月22日(日)14:00~

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日曜日の走行開始となるウォームアップには今回も永井選手から「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」は走り始め、1 分22 秒457、1 分22 秒464 と好タイムを連発したところで、ピットに戻って織戸選手と交代。計測2周のうち最後に1 分25 秒319 を記録した。と、ここまではドライコンディションが保たれていたものの、直後から霧雨が舞うように。やがて小雨に変化し、徐々に路面の色を変えていく。
このまま小康状態であったり、すぐにやんだりしてしまえばドライタイヤのまま、逆に強く降るようになればウェットタイヤに交換すべきだが、スタートを担当する織戸選手のチョイスはドライタイヤ。ポールポジションマシンと同様の判断であった。やがてレースはセーフティカースタートでの開始となることが発表され、先導のうちにやんでくれればという期待もありながら……。
しかし、実際にはセーフティカーが動き出すと、にわかに雨は強くなり、ドライタイヤでは厳しい状況になっていく。いよいよバトル開始となっても、ストレートで十分加速できないばかりかコーナーでは織戸選手をもってしても、コースに留まるのがやっとという状況に。
1周戻ってきた時は24 番手に、それでも回復を信じてそのまま走り続けるも、堪えきれずに8周目にピットイン。大きく順位を落とす羽目に。
それでも織戸選手は21 番手にまで戻すが、トップからの遅れは順位以上に大きかった。34 周目に「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」はピットに戻って、永井選手と交代するが、その直後にGT500 車両のコースアウトがあって、セーフティーカーが再びコースイン。
セーフティーカーのポジションは無情にも最悪であり、ロスを最小限にする機会を逃してしまったばかりか、トップとの差はより広がってしまう。

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その後も諦めずに単独で走る永井選手は安定したラップタイムを刻むも、先ほどのセーフティーカーポジションからラップダウンになっていたこともあって、青旗が振られるたびに譲らねばならず、そのことがより遅れを広げてしまう。それでも大きなミスもなく、コース上にしっかり踏み留まってトップから4周遅れではあったが、25 位でチェッカーを受けることに成功する。
今年残す戦いは、もうツインリンクもてぎでの最終戦のみ。しかし、ここ2戦のレース内容の向上に、チームの意識は確実に上昇している。最後は気持ちよくシーズンを終えたい。きっとできる、と。
来年にもつながる最後の戦いでの大躍進に、ご期待いただきたい。

 

永井 宏明選手 

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攻めた結果であり、色々と残念でしたが皆で決めたことなので受け止めています。自分のスティントは思いのほか雨脚も強くなり、なかなかウエットタイヤのタイヤ内圧が上がらず、相当苦労しました。特に最終コーナーはコースにとどまるのが精一杯な状況でした。
今まで、エンジンとシャシに相当な開発時間を注いだ結果、ヨコハマタイヤのパフォーマンスを引き出すセットが足りなかったのも事実。走るたびに発見の連続ですが、蓄積されたデータも相当数です。
終戦は、そのデータの集大成で挑み、今季最高のレースをしますので、最後まで変わらぬ応援の程、よろしくお願いいたします。

 

織戸 学選手

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まずは、スリックタイヤの選択をしたことについて申し訳ございません。狙った天候にはならず残念です。僕たちは週末を通して成長あるレースでしたがレースの難しさを実感する週末でもありました。PRIUS PHV は走るたびにポテンシャルは高くなってきており、ヨコハマタイヤも毎戦、リクエストに沿ったパフォーマンスの高いスペックを用意していただいており、どうしても結果に結び付けたかったのが本音です。今回も多くの応援ありがとうございました。
終戦茂木ラウンドは、すべての皆様に感謝し、もっともっと貪欲に行きたいと思います。

 

金曽 裕人監督 

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スタート時点でのタイヤ選択が裏目に出てしまいましたが、あれは博打というより、『そういう選択肢もあり!』という感じでやりました。スタート直前ぐらいの雨だったら、ヨコハマタイヤと織戸選手なら十分対応できたからです。今年はポイントも獲れていないし、中団からのスタートでしたから、そこはもう攻めるしかなく……。ただ、思いのほか雨は強くなってしまいました。そういうトライをしていくしかないような状況に追い込まれてしまったのも確かであり、二者択一に失敗していまいました。その後、ウェットタイヤに替えてからの織戸選手のペースは非常に良かったし、永井選手のペースも悪くなかったのですが、もはや周回遅れになっているから、後ろから来た車両に何度も譲り続ければならなかったので、結果として厳しいものとなりました。
ただ、予選での結果を見ていただいても分かるとおり、クルマは確実にいい方向に進みつつあります。最終戦にはご期待ください。

2019年 ジェットスポーツテクニカル全日本選手権シリーズ フリースタイル競技 第3戦 二色の浜大会

日時:2019年9月14日(土)~15日(日)
場所:大阪府貝塚市二色の浜海浜緑地
天候:14日(土)予選 晴れ 、15日(日)決勝 晴れ

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elfサポートライダー成績


Pro FREE MODクラス
2位 山本汰司(#12 BUN FREESTYLE)
3位 濱中直也(#1 TEAM Lore)
4位 和氣正季(#2 TEAM BroHymn)
10位 渡邉博(#8 TEAM BroHymn)

 

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JPBA Aquabike Japan Championships 2019最終戦 二色の浜大会

日時:2019年9月14日(土)~15日 (日)
場所:大阪府貝塚市二色の浜海浜緑地
天候:晴れ

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elfサポートライダー成績


R/A GP1クラス
1位 砂盃肇(#87 マリンメカニック)
2位 生駒淳(#86 #1 pound1)
4位 三上定裕(#81 Ace Japan)

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SKI DIVISION GP1クラス
1位 竹野下正治(#70 マリンメカニック)
6位 海老原祥吾(#81 CLEVER water cross team)
10位 藤井亮平(#72 RACING TEAM EAST JAPAN)

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SPORTS GP1クラス
1位 片野丈一郎(#76 BELL FACTORY)

 

年間ランキング

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R/A GP1クラス
1位 砂盃肇(#87 マリンメカニック)
3位 生駒淳(#86 #1 pound1)
6位 千木良真之(#96 マリンメカニック)
11位 三上定裕(#81 Ace Japan)
13位 佐川隆(#22 YASUHIKO Racing)

SKI DIVISION GP1クラス
1位 竹野下正治(#70 マリンメカニック)
7位 海老原祥吾(#81 CLEVER water cross team)
14位 藤井亮平(#72 RACING TEAM EAST JAPAN)
16位 山本陽平(#60 Team YRF)
18位 塚本晴樹(#37 NEO beachdepot racing)

SPORTS GP1クラス

1位 片野丈一郎(#76 BELL FACTORY)

 

片野丈一郎選手コメント
9月14日から2日間で開催されたAquabike final round に参加させていただきました。
14日にHeat1、15日にHeat2とHeat3での3つのHeatでの合計ポイントで順位が決まります。
どのHeatも全て1位でゴールすることができ総合1位となりました。
そして1年を通して各レースのポイントで決まるシリーズチャンピオンも獲得することができ2年連続でシリーズチャンピオンになることができました
。 今回、World Series Round2のアメリカで行われるレースがあるためマシンはアメリカに送ってある状態なのでマシンをお借りして参戦させていただきました。自分のマシンと仕様が全く違うので少し不安でしたが結果を残せたのでよかったです。
日本でのレースは終わりましたがまだ僕には中国、アメリカ、タイとビックレースが控えているので本番はこれからです。気を引き閉め直して真剣にそして楽しくレースに挑もうと思っています。なので皆様応援よろしくお願いします。
そして、スポンサー様、チーム員の皆様、応援をしてくださっている皆様ありがとうございました。

2019SGT Rd,6オートポリス大会 #30 レースレポート

2019 AUTOBACS SUPER GT ROUND 6 オートポリス

開催地:オートポリス大分県)/4.674km
9 月7 日(予選)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:10,010 人
9 月8 日(決勝)天候:曇り一時雨 コースコンディション:ドライ&ウェット 観客数:17,300 人

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後半に勝負をかけていたレースながら、駆動系トラブルで無念のリタイア……

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全8戦で争われるスーパーGT シリーズも、いよいよ終盤戦に突入し、第6 戦が九州のオートポリスで「AUTOPOLIS GT 300km RACE」として開催された。今年もapr は引き続き2 台体制で挑むが、マシンをTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV(ZVW52)にスイッチ。規定の変更と合わせ、駆動方式をミッドシップからFR に改め、さらに5.4ℓのV8 エンジン、2UR-G を新たに搭載することとなった。「#30 TOYOTAGR SPORT PRIUS PHV apr GT」をドライブするのは、引き続き永井宏明選手と織戸学選手。タイヤもヨコハマが継続して使用される。

富士スピードウェイで行われた第5 戦は500 マイルの長丁場で競われ、予選19 番手からC ドライバーとして起用した小高一斗選手がスタートを担当、早々に順位を上げていた。だが、その最中に接触があってマシンは足回りを痛め、一時はリタイアも覚悟した。しかし、メカニックの熱い想いで修復は果たされ、大きな遅れを取りながらもレースに復帰。もちろん勝負権はなくなっていたが、ドライバー3人ともに諦めずに走り続けたことで完走を果たすこととなった。今回は再び300km の争いとなり、舞台となるのはアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られるオートポリス。ただでさえ重さが走りに影響を及ぼすのに、このレースまでが獲得したポイントの2倍、ウエイトハンデを積まなければならないので、ランキング上位陣には最も厳しい戦いになるのはもはや間違いなかった。この一戦にノーハンデで臨めるメリットは決して小さくない。今季ついに入賞を果たすことが、大いに期待された。

公式練習 9月7日(土)8:50~10:25

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9月になって、ようやく暑さも控えめになってきたものの、このレースウィークを前にして最も心配されたのは、ふたつも近づいてきた台風による影響であった。「中止もやむなし」とまで一時は予測されたが、それぞれ九州を東西に避ける進路となり、直接の影響を受けずに済むことに。しかし、山の上の天気は変わりやすいことから、いつでも対応できるよう配慮されてもいた。

走り初めとなる公式練習は、オートポリスの上空を白い雲が覆ったものの、どうやら雨の心配はなさそう。むしろ切れ間からの強い日差しを遮ってもくれて、気温は24 度、路面温度は26 度と、程よい状態からのスタートとなった。最初に「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」に乗り込んだのは織戸選手。なお、今回からリストリクターがJAF-GT 仕様に改められ、直径こそ34.50φ×2から30.27φ×2にかなり縮小されたが、形状による特性の向上が見込まれた。

だが、織戸選手の手ごたえは、フィーリングは良くなったが、絶対パワーが足りない、前戦からパフォーマンスダウンとの厳しいコメント。ともあれ、セットアップとタイヤ選定が進められていくこととなった。途中2回の赤旗中断を挟みながら、徐々にタイムを詰めていった織戸選手は、ほぼ折り返しのあたりで1 分47 秒133 を記録して、このセッションのベストタイムとする。そしてセッション後半からは永井選手の走行に。ロングランができず、サーキットサファリを含めても普段どおりの周回をこなせなかったため、自己ベストは1 分53 秒151 に留まったものの、好感触は得られていたようだ。

 

公式予選Q1 9月7日(土)14:30~14:45

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相変わらずオートポリスの上空には白い雲が広がり、それでも日は真上に上がったからか、予選の始まる前の気温は26 度と予選とほぼ変わらなかったが、路面温度は35 度にまで上昇。もちろん想定の範囲であるから、走行に支障を及ぼすまでには至らず。今回もQ1 は織戸選手が担当、なんとか永井選手につなぎたいところ。

予選のトラフィックを避けるため、ややスタートを遅らせてコースインした織戸選手。その甲斐あって、しっかり「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」はクリアラップが取れるポジションにつけ、2周をウォーミングアップに充てた後に、いよいよアタックを開始する。まずは1 分47 秒251をマークするも、公式練習のタイムを上回れず。もう1周コースを攻めていくも、1 分47 秒209 にまで短縮するのが精いっぱい。やむなく織戸選手はアタックを終了、チェッカーが振られる前にピットに戻ってくる。

結果は無念の26 番手。だが、ここからどこまで決勝で順位を上げてくれるか、大いに期待もされた。

 

永井 宏明選手

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新たにTRY したセットを詰め切れず苦戦しました。このマシンとオートポリスは初めてですし、エンジンにも改良がくわえられ、毎戦進化のために前進しておりますが、あまりにも時間がなさすぎますね。今年は苦労の年になっておりますが、着実に進める事が大切としてやっておりますので、歩みは遅くても我慢、我慢です。それよりなにより、今回から投入のJAF-GT リストリクターのパワーが不足が今は気になります。

 
織戸 学選手

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飛び出すくらい、結構プッシュしましたが残念ながら今年ワーストの予選ポジションでした。今回の変更により、パワーが足りなくなった分をブレーキで詰めに行ったのですが、これが限度でした。まだヨコハマタイヤにセットも合わせ切れていないし、決勝までにやるべきこと、考えることが一杯。ほんと、時間が欲しいです。

 

金曽 裕人監督

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今回セットに関しては持込からビッグチェンジを行ったのですが想定通りには行かず、つらい予選となりました。休みなく日々、新しいことをトライし、進化させているのですが、そのセットを出すのに時間が足りませんでした。また、リストリクターがJAF-GT 規則に合わせ今回から小さくなり、形状も改められることで、パフォーマンス向上に期待したのですが・・・・・意外と変わらなかったというか、下がったというか・・・・。

今は、ドライバーと関係者の皆様に苦労ばかりかける状況となっており申し訳ないです。決勝までに改善をはかって、より良い状態とすることをお約束します。

 

決勝レース(65 周) 9月8日(日)13:40~

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日曜日になると、天気に関して不穏な情報が伝わってきた。決勝レースの最中に雨が降り出すというのだ。言われて上空を見渡すと、最終コーナー側には青空さえ広がり、土曜日までのような白い雲が浮かんでいるのだが、1コーナー側には鉛色の雲が。確かにいつ降り出しても、おかしくない状況ではあった。天候変化に対する対応は的確に、かつ敏速に。そんな思いを抱いた状態の中で、20 分間のウォーミンングアップが開始された。

スタートを担当する永井選手が最初に「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」に乗り込み、1分49 秒405 を記録したところで、織戸選手にドライバー交代の練習を兼ねてチェンジする。途中で赤旗が出されたこともあり、織戸選手のタイムは1周しか計測できなかったが、1 分49 秒891 は、まずまずの手応え。ジャンプアップを誓って、決勝レースに臨むこととなった。

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ポジションキープからまずはレースを開始した永井選手ながら、2周目にはひとつ順位を上げる。前を行く車両から遅れを取らず続き、プレッシャーをかけてミスを待つ構えに。2周目から5周目にかけてGT500 車両にクラッシュがあり、セーフティカーが導入される。リスタートも問題なく決め、またトラブルやペナルティで順位を落とした車両があったことから、永井選手は23番手に浮上する。ペースも1 分49 秒台で快走。13 周目には前を行く車両を攻めるなど、ここでの逆転は許されなかったが、マシンともども好調なのは明らか。やがて順位を上げてくれるものとピットは予想した。そんな矢先の14 周目、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」がストップしたとのアナウンスが。ターン8でコース脇にストップし、再始動は果たせず。無念のリタイアを喫することとなった。とはいえ、セッションが進むにつれ、上昇ムードが明らかに見られただけに、残る2 戦にかかる期待もまた大きくなってきた。まずは次回のSUGO でリベンジを期待しよう。

 

永井 宏明選手 

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決勝に向けてビッグチェンジにて、ペースは悪くなく乗りやすくなりました。スタート直後から何かしら駆動周りで異音も感じ、パワーの伝わり方がいつもと違う感じでした。タイヤの内圧とグリップのバランスが出て、これから攻めるぞというベストラップの次の周に、駆動がなくなってしまいました。気持ちよく走れるセットになっていたので残念です。新型車両でライフも見えていない部品もあるのですが、なんでこのタイミングかと・・・・・このレースで得られたセットを次戦SUGO にフィードバックをかけ、残り2 戦を駆け抜けたいと思いますので、ご期待ください。

 

織戸 学選手

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永井選手のペースも良く、バランスも改善していただけに駆動系トラブルは残念でならないです。今日のレース展開では、僕が乗るときには確実にこの雨ならスリックタイヤを選択し、残り10 周でごぼう抜き。それがシナリオでしたし出来ましたね。残念ですが、チーム全員で残り2 戦に全力を注ぎますので応援よろしくお願いいたします。

 

 

金曽 裕人監督 

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駆動系の摩耗によるトラブルでした。僕らの見越していたライフがあまりにも甘くて、ドライバーのふたりに悔しい思いをさせてしまいました。永井選手のペースは良かったし、決勝に関しては更にビッグチェンジを行いマシンもいいパフォーマンスを出せていたので、すごくもったいない。ただ、今年は産みの苦しみで苦しむだけ苦しんでおりますが、いちばん光の当たったレースだったような気がします。次のSUGO は上位陣のウエイトが半分になりますが、ノーハンデの我々にはまだまだチャンスのあるレース。全力を尽くしますので、ご期待ください。