2019 全日本トライアルR-4 北海道大会 参戦レポート

TEAM MITANI

2019 全日本トライアルR-4 北海道大会 参戦レポート

「IAS 2 連勝&12finish IA 3 連勝‼」


★2019 年度 全日本トライアル選手権 新体制紹介
TEAM MITANI Honda : HRC クラブMITANI 監督・三谷 知明
VERTIGO with MITANI:GASGAS with MITANI 監督・三谷英明
TEAM MITANI Honda マシン:RTL300R
小川友幸
HRC クラブMITANI マシン:RTL300R
村田慎示 冨名腰慶亮 山中玲美
VERTIGO with MITANI マシン:COMBAT VERTICAL3.0
柴田暁 武田呼人
GASGAS with MITANI マシン:GASGAS PRO300GP PRO125racing
氏川政哉 廣畑伸哉 福留大登 井之前拓実
出場選手権:全日本トライアル選手権(全7戦)
世界選手権ストライダ日本グランプリ CITY TRIAL
● 国際A級スーパークラス
ライダー : 小川友幸(42歳) 柴田 暁(30歳) 氏川政哉(16歳)
アシスタントor サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕人(柴田暁選手)氏川湧雅(氏川政哉選手)
● 国際A級クラス
ライダー : 武田呼人(17歳) *村田慎示(45歳) 冨名腰慶亮(25歳)
アシスタント : 南山敏宏&北山将司(武田呼人選手) *上田万法(村田慎示選手) 冨名腰直人(冨名腰慶亮選手)
● 国際 B 級クラス
ライダー : *小倉功太郎(19歳) *井之前拓実(19歳) 福留大登(13歳) 廣畑伸哉(14歳)
アシスタント : *小倉暁(小倉功太郎) 井之前正輝(井之前拓実) 福留良太(福留大登選手) 廣畑佳伸(廣畑伸哉選手)
● レディースクラス
ライダー : 山中玲美(23歳)
マインダー&サポート : 山中勉(山中玲美)
*印はスポット参戦での計画となります。

2019 R-4 TEAM MITANI

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■開催日:2019 年7 月14 日
■開催地:和寒町・わっさむサーキット
■観客:700 人■気温:30 度■天候:曇り
■競技:10 セクション×2 ラップ+SS-2 セクション
■持ち時間:4 時間(10 セクション×2 ラップ)
■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)/20


● 国際A級スーパークラス
☆1位☆:小川友幸 ☆2位☆:柴田暁 5位:氏川政哉
● 国際A級クラス
☆1位☆:武田呼人 欠場:村田慎示 欠場:冨名腰慶亮
● 国際 B 級クラス
☆3位☆:広畑伸哉 8位:福留大登 欠場:井之前拓実
● レディースクラス
4位:山中玲美

(R-4 北海道大会)
今年は梅雨あけしないまま、北海道大会となりました。天候も土曜日 雨予報 日曜日曇りとすっきりしない感じでしたが、毎年の北海道と比べると気温が低く過ごしやすい、そして朝夕は肌寒いくらい。セクションは、どのクラスも上位は精神的にハードな10sec×2lapとなりました。MOTEGIでの3クラス制覇の勢いは、持ち込めた!!


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● レディースクラス
2年目:山中玲美 23歳
HRC クラブMITANI RTL260F
お父さん、お母さんはフェリー移動で、レミちゃんは飛行機移動での参戦となりました。前半調子も良く乗れ1LAP 目2位!!しかし結果4位。減点では2位に4点差と悔やまれれる結果となりました。表彰台のりたい気持ちはライディングに出ている!!

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● 国際 B 級クラス
2018GC 5位ルーキー:広畑伸哉選手 14歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
今回は序盤での減点が響く結果となったが、前回、初優勝の勢いは維持している。2lap 目のオールクリーンは立派だ。連続表彰台!3位獲得!
2018GC 6位ルーキー:福留大登選手 14歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
ぽろぽろ足つきは多いですが、連続ポイント獲得で結果を出す走りができてきた。ラインの的確な判断、走らせ方、セクションの攻略はまだまだ課題はおおいがこの成績ですのでこれからの可能性には期待がかかります。

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● 国際A級クラス
IA3 年目:武田呼人選手 17歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
今回はアシスタントは、地元北海道の大同さんにお願いしての参戦。ここんところ毎回アシスタントが変わるのも異例だが、各地で協力くださる方が見えるのも武田の人徳だ。勢いは止まらない3連勝を達成。若手の変貌はこうなると強い。ライディングも自信に満ちている。

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● 国際A級スーパークラス
前人未踏6 連覇チャンピオン:小川友幸選手42歳
TEAM MITANI Honda RTL300R
北海道は、応援してくださる方がたくさん。第二の地元といってもいい得手のいい会場だけに、プレッシャーもさぞかし大きい。
チャンピオン争いをする頂点の戦いだとライダーのイメージするマシンの動きとが違った場合ミスして5点になる、それが4セクションでの痛い失点‼この減点は最後まで尾を引くことになる、ファーストステージ3位 TOP4点差という状況。しかしSS1でまさかの展開に!先行トライでただ一人の会心クリーンで通過すると、ライバルがまさかの失点により大逆転に成功して最終でクリーンすれば優勝というチャンス!!緊張する中でしたがキッチリ、クリーンで決めてくれた!!やもえない失点を理解してマシンの状態を理解して、この後を走らせていく我慢と頭脳戦、今の自分、今のマシンの状態を理解して試合を考えベストを維持する勝つ為の走り方は、私達スタッフも感心させられます。そして我慢の走りの最後には、大逆転優勝を手に入れると言う北海道大会でした

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Vertigo エース:柴田暁選手 30 歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
北海道出発3日前に、バイクトラブル。修理、調整に時間がかかるためぎりぎりばたばたでの、北海道出発でした。柴田も北海道は、得手のいい会場。1lap 目4sec7sec で1点とっただけの減点2で単独top で折り返す!!こんな展開は初めてだ。2lap目も5点をとるも、くずれずまとめあげて2位をかくほ、するとSSでも最終でクリーンすれば2位を決めれるところで決めてくれるなど今回の柴田はパーフェクトだった。チーム援護ポジション&チーム1-2finish&自己最高位と不運なトラブルもあったからこその結果みたいな大活躍だ!!

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IAS2 年目ルーキー:氏川政哉選手 16歳
GASGAS with MITANI PRO300GP
大きく減点を取ることはなかったが、少しづつ不本意な足つきで減点があった。しかし熾烈な4位争いを繰り広げた。上位5位の先輩ライダーと対等に戦う、たのもしい若手ライダーは、2lap終了時点で4 位同点の17点。SS1でこそ3点でしたがSS2で最初にクリーンで通過して周囲を盛り上げていました。結果的には1点及ばずの5位入賞でした。IASにはランキング3位までの大きな壁 ランキング5位までの壁がありここを超える選手が⾧い期間出てきていないなか政哉が割って入ろうとしてきている。まだ少し時間がいるかもしれないがきっかけをつかんだ時の若手は大きく変わる可能性を秘めているから近い将来の変貌に大きく期待しましょう!!

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表彰式 R-4

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レディースクラス 山中玲美 4位

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IBクラス 広畑伸哉 3位

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IAクラス 武田呼人 3連勝

 

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IASクラス GATTI2連勝 AKIRA2位 SEIYA5位

TEAM MITANI
代表三谷知明

2019SGT Rd,4タイ大会 #30 レースレポート

2019 AUTOBACS SUPER GT
ROUND 4 チャーン・インターナショナルサーキット

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開催地:チャーン・インターナショナルサーキット(タイ・ブリーラム)/4.554km
6月29 日(予選)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:10,618 人
6月30 日(決勝)天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:20,282 人


大いなるポテンシャルアップを感じられたタイ・チャーンでの戦い。
あと少し、もう少し!

スーパーGT シリーズ第4戦がタイのチャーン・インターナショナルサーキットを舞台に、「Chang SUPER GT RACE」として開催された。今年もapr は引き続き2台体制で挑むが、マシンをTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV(ZVW52)にスイッチ。規定の変更と合わせ、駆動方式をミッドシップからFR に改め、さらに5.4ℓのV8 エンジン、2UR-G を新たに搭載することとなった。「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」をドライブするのは、引き続き永井宏明選手と織戸学選手。タイヤもヨコハマが継続し
て使用される。今年で6回目の開催となるタイでのレース。コースの特徴としては、非常にフラットで高低差は少ない一方で、前半に3本のストレートが備えられているのが最大のポイントだ。ストレートパフォーマンスに優れる、特にターボエンジンのFIA-GT3に圧倒的有利とされ、JAF-GT にとっては最終セクターのテクニカル区間で稼いで予選の一発を決めても、決勝のスタート後にストレートで抜かれやすい、非常に悩ましいコースでもある。とは言え、だからこそ真価が問われることにもなってくる。
開幕からの2戦は悪天候とアクシデントに苦しんだものの、第3戦ではQ1突破まで後一歩まで迫り、決勝もノートラブルでの完走を果たすなど、レース内容としては右上がりの状態にあり、ニューマシンも徐々に仕上がりつつある。ムードは上向きであるだけに、活躍が大いに期待された。

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公式練習 6月29日(土)10:00~11:35

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チームやドライバーにとっては、すでに十分な経験を持っているチャーン・インターナショナルサーキットながら、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」にとっては初めて挑む場所ではある。FR 化されて、エンジンが改められていることもあり、データは極めて少ない状況にあった。その点においては、ライバルに対してハンデを背負った状態からの走り始めとなった。
意外に暑くない……というのが、公式練習でまず感じられた印象だ。開始時の気温は30度、路面温度は35度と、実際には十分暑いのだが、これまでのタイでの印象からなのか、時々いい風が吹いてきたためなのか、いずれにせよ違って感じられたもの。さて今回、最初に「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」に乗り込んだのは永井選手。開始からほぼ1時間を担当し、細かくセットアップが進められるたび、タイムを伸ばしていく。その間のベストタイムは1分36秒508。
そこから先は織戸選手がドライブし、永井選手が詰めたセットの確認をまずは行い、1 分35秒287をマークする。感触は上々。そこからは3度のピットを挟んで、セッション終了まで走り続けた織戸選手は、それぞれが周回を重ねて路面状態も向上したこともあり、最終のGT300 単独セッションでは1分34秒934にまで短縮を果たすこととなった。

 

公式予選Q1 6月29 日(土)15:00~15:15

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サーキット上空には薄い雲がかかったままだったこともあり、予選開始時の気温は33度、路面温度は40度と思ったよりは上がらず。そのため公式練習に対し、温度的には細かなセット変更で、予選に挑めることとなった。
このコースの路面は、日本のコースに比べてタイヤに対する攻撃性は低い。そのため、温度は高めであっても、ウォームアップは入念に行うべきは公式練習で確認済み。織戸選手はアウトラップだけでなく、さらに3周も準備を整えてからアタックを開始した。ターゲットタイムは1分33秒台。いきなり1分34秒144をマークし、次の周には34秒057にまで短縮。あと少し……との期待がかかるも、タイヤのピークは過ぎていたことから、アタック終了を織戸選手は自ら終了の判断を下し、チェッカー前にピットに戻ってくる。モニターに注目。
だが、結果は19番手。0.07秒足りず、Q1突破は果たせなかった。逆に言えば、前回に続いてあとコンマ1秒以内で、というところまでマシンは仕上がってきたのは紛れもない事実。またしても光明は見えてきた。

 

永井 宏明選手

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0.07 秒、、、もうちょっとでしたね。新車はなかなか走る機会が無く、ベストを探すのには時間が足りなすぎますしドライバーの走る時間も足りない。その中で、ベストを尽くしてくれた織戸選手にもTEAM にも感謝しております。マシンパフォーマンスは、走るたびに進化して乗りやすくなってますので、明日の決勝は入賞を目指しますので 応援宜しくお願いいたします。

 
織戸 学選手

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Q1突破も見えていただけに悔しい。もう少し踏み込めたら…。あと0.1秒で違う世界なのだが、もう少しがまだまだ課題です。車はどんどん良くなって来てるし、チームワークも最高です。TEAMとともに決勝は少しでも前に行きたいと思います。明日も応援宜しくお願いいたします。

 

金曽 裕人監督

我々は2台走らせているので、31号車のもう1台はセットアップに冒険をしてみて、30号車に関しては冒険をせず、このクルマが初めて走るサーキットではありますが、持っているデータの中で小さな変更だけで進めてみたところ、こちらの方が正解でした。トラフィックもあり、少し残念でしたが、2台でセットを分けて試せるメリットはあったと思います。階段を1段ずつ登り、確実にクルマは進化していますので、決勝にご期待ください。

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決勝レース(66 周) 6月30日(日)15:00~

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今回は少々変則スケジュールとなっており、通常は土曜日に行われるサーキットサファリが日曜日に、ウォーミングアップの10分前に行われた。決勝に向けて、さらにマシンを仕上げたいチームにとって、これは好都合。サーキットサファリは織戸選手が走行し、バスのはけたタイミングで1分35秒710をマークする。続けて行われたウォームアップは永井選手が走行し、1分35秒755を記録していた。
さて、気になる温度だが、気温こそ予選と変わらぬ33度だったものの、雲の切れ間から青空も見えるようになった影響なのだろう、46度にまで上がっていた。もちろん、これはタイヤ的に想定の範囲である。決勝のスタートは今回も織戸選手が担当。オープニングラップで1台の先行を許すも、まずまずの滑り出しを見せる。その後のペース的も良く、前を行く車両のオーバーテークを狙う。
ところが、8周目のターン3で織戸選手が痛恨のスピン! オーバーテークを試みて、接触を避けたためだ。これで最後尾まで後退するも、タイヤにダメージはなかったことから、何事もなかったかのように織戸選手は前を行く車両を追い詰めオーバーテーク。
その後は早めのドライバー交代を行う車両もあったことから、10番手にまで上がった30 周目に予定どおり永井選手へのドライバーチェンジを行うこととなった。タイヤは4本とも交換。

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そこからじわりじわりと順位を上げてきてくれることが期待されたが、永井選手からバイブレーションが発生したと無線での報告が! 2周後にピットへ戻すも、その原因はタイヤのピックアップだった事が明らかに。マシンチェック後コースに戻ると、再び最後尾に退くこととなった。とはいえ、その後の永井選手のペースは安定しており、1分35秒台での周回を重ねたのは、今後に向けて大きな期待材料と言えるだろう。リタイア車両がGT300では一切なかったため、22位という結果に甘んじたが、次回の富士では今シーズン一番の成績を残してくれるに違いない。

 

永井 宏明選手 

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ウォームアップ時よりも少しアンダーステア気味でしたが、このレースウィークで以前より乗りやすくなり攻められるマシンに進化しました。ヨコハマタイヤのパフォーマンスも高く、気持ちよく走ることが出来ました。唯一の失敗は、ピットアウト後にオーバーランしマシンの振動が激しくなり安全を考え再度ピットインしましたが、結果的にタイヤカスであったこと。このピットインは非常にもったいなかったです。次戦も起こりえる事なので、冷静に判断しマシンを更に進化させて結果に結び付けたいと思います。今後とも応援宜しくお願いいたします。僕もミスを犯してしまいました。反省。

 

織戸 学選手

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結果はまだまだですが、思いっ切りレースをさせて頂きました。TEAM の皆さま、応援くださる皆様に感謝しております。序盤のオーバーテーク時のスピンは、シンプルに攻め過ぎました。もう少し様子を見てからでも良かったです。攻めたくなるマシンへと確実に進化しており、ヨコハマタイヤのパフォーマンスも高いので次戦の富士に期待が出来そうです。入賞を狙っていたのにスピンの件、本当にゴメンナサイ。僕はミスを犯してしまった。反省。

 

金曽 裕人監督 

決勝のクルマのバランスは悪くはなく。スタートから織戸選手が攻め攻めの走りを見せてくれました。でも、このコースは抜きづらく、そこを勢いに乗って抜きに行ったところ、スピンしたようです。『ごめんなさい!』って謝っていましたが、むしろナイスファイトでした。それで最後尾まで落ちても実力で数台抜いてきてくれたところでピットイン。永井選手も乗れていましたから、ここから更にプッシュし入賞を目指そうと思った矢先、攻めすぎからオーバーランし『足回りからバイブレーション発生』ということで、安全第一でピットインしてもらったのですが、大きなタイヤカスの付着でした。クルマがドライバーの手の内に入る道具として、まだ僕らは提供できていない。でも、『毎戦、進化し扱いやすくなってる』と言ってもらえる事が励みです。課題はありますが、次回の富士がとても楽しみです!

 

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2019 全日本トライアルR-3 関東大会 参戦レポート

TEAM MITANI

2019 全日本トライアルR-3 関東大会 参戦レポート

「TEAM MITANI Honda 初優勝。初の3 クラス制覇へ!!」


★2019 年度 全日本トライアル選手権 新体制紹介
TEAM MITANI Honda : HRC クラブMITANI 監督・三谷 知明
VERTIGO with MITANI:GASGAS with MITANI 監督・三谷英明
TEAM MITANI Honda マシン:RTL300R
小川友幸
HRC クラブMITANI マシン:RTL300R
村田慎示 冨名腰慶亮 山中玲美
VERTIGO with MITANI マシン:COMBAT VERTICAL3.0
柴田暁 武田呼人
GASGAS with MITANI マシン:GASGAS PRO300racing PRO125racing
氏川政哉 廣畑伸哉 福留大登 井之前拓実
出場選手権:全日本トライアル選手権(全7 戦)
世界選手権ストライダ日本グランプリ CITY TRIAL
● 国際A級スーパークラス
ライダー : 小川友幸(42 歳) 柴田 暁(30 歳) 氏川政哉(16 歳)
アシスタントor サポート :田中裕大&川村道徳(小川友幸選手) 田中裕人(柴田暁選手)氏川湧雅(氏川政哉選手)
● 国際A級クラス
ライダー : 武田呼人(17 歳) *村田慎示(45 歳) 冨名腰慶亮(25 歳)
アシスタント : 南山敏宏&北山将司(武田呼人選手) *上田万法(村田慎示選手) 冨名腰直人(冨名腰慶亮選手)
● 国際 B 級クラス
ライダー : *小倉功太郎(19 歳) *井之前拓実(19 歳) 福留大登(13 歳) 廣畑伸哉(14 歳)
アシスタント : *小倉暁(小倉功太郎) 井之前正輝(井之前拓実) 福留良太(福留大登選手) 廣畑佳伸(廣畑伸哉選手)
● レディースクラス
ライダー : 山中玲美(23 歳)
マインダー&サポート : 山中勉(山中玲美)
*印はスポット参戦での計画となります。

2019 R-3 TEAM MITANI Honda

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RACE DATA
■開催日:2019年 6 月23 日
■開催地:栃木県・ツインリンクもてぎ
■観客:3,200 人■気温:24 度■天候:曇り
■競技:10 セクション×2 ラップ+SS-2 セクション
■持ち時間:4 時間30 分(10 セクション×2 ラップ)

■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)/18


● 国際A級スーパークラス
☆1 位☆:小川友幸 4 位:氏川政哉 5 位:柴田暁
● 国際A級クラス
☆1 位☆:武田呼人 ☆3 位☆:村田慎示 26 位:冨名腰慶亮
● 国際 B 級クラス
☆1 位☆:広畑伸哉 6 位:福留大登 54 位:井之前拓実
● レディースクラス
5 位:山中玲美

(R-3 関東大会)
関東大会の伝統の会場だった真壁から茂木初開催となりました第三戦。2 週間前に世界大会で滞在したばかりです。セクションも全日本専用に作りなおされていて世界大会で使っていなかったセクションも有り、ほぼアスファルトでの観戦ができる配慮はお客様に優しい。天気予報と梅雨時期というのもあり、雨天覚悟 WET 覚悟で挑みました。TEAM MITANI メンバー総勢10 名エントリーで戦って参りました。

 

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● レディースクラス
2 年目:山中玲美 23 歳
HRC クラブMITANI RTL260F
難度の高いセクションと苦手意識から思うように乗れない。ワーストの5 位というポ
ジション。ランキング3 位のライダーにしては不本意。現実は現実、受け止めて次ぎにつなげれる活動と取り組みに期待しよう。

 

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● 国際 B 級クラス
2018GC 5 位ルーキー:広畑伸哉選手 14 歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
ランキング2 位につけるルーキー!!序盤見ていましたがさほど乗れていたわけでもなかった。しかし後半の減点を見ると、後半はかなり調子が良かったのだろうという素晴らしい減点。先輩:池田選手の連勝を止める、1 点逆転 トライアル歴10 ヶ月でIB 優勝を飾る活躍だ。125cc でIB 優勝は氏川政哉 武田呼人2016 年以来の快挙だ。

 

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2018GC 6 位ルーキー:福留大登選手 14 歳
GASGAS with MITANI PRO125racing
開幕戦よりノーポイントポジションが続いていて心配していましたが、ようやく第3 戦で6位入賞のポイント獲得となる成績。滑るところが苦手なようでしたが、今回はうまくまとめていた。彼もルーキーイヤー 125cc でチャレンジする若手なので今後の躍進に期待したい

 

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復活の若手:井之前拓実 19 歳
GASGAS with MITANI PRO250GP
今季二戦目の挑戦、大学生活は津市の三重大学で日々勉学に励み、お父さんが愛知県から迎えにいき練習するトライアル生活。トライアルの勘も戻りつつ有り、先日の中部選手権では4 位を獲得する。
全日本では、おもうようにポジションをあげれなかったが、これから徐々にあげてくるだろう。

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● 国際A級クラス
IA3 年目:武田呼人選手 17 歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
今回はアシスタントを熊本から鈴鹿に戻りました平田さんにお願いしての参戦。初優勝からのプレッシャーでつぶれてしまう場合もよくあることですが、勝喜び 勝った自信、勢いのままに逆転劇での2 連勝をかざる!!8 月には単身チェコヨーロッパ選手権にチャレンジする意欲旺盛の若手の可能性に期待したい。

 

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ベテランライダー:村田慎示選手 45 歳
HRC クラブMITANI RTL300R
いつも協力くださる まんぽくん(上田万法さん)がアシスタント復活しての参戦。九州ではまんぽくんいなくても5 位入賞。まんぽくんいなくても上位いけるやん~~でしたが、今回、1lap 目 同点1 位で折りかえす!!やはりアシスタントが来るとちがうのか?最終的には今季初の3 位表彰台を獲得する。ランキング4 位に躍進にてアシスタントは重要なことを実証。チームプレーで活動するMITANI にとっていつものメンバーで戦うということは重要なことなのだ。

 

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沖縄出身初A 級ライダー:冨名腰慶亮選手 25 歳
HRC クラブMITANI RTL300R
今回も沖縄からの応援団のかたがたくさん来てくれての、参戦。もちろんアシスタントのお父様、冨名腰直人さんは毎回沖縄からきてアシスタントをしてくれる。素晴らしくいい体制だ。前回ポイント獲得目の前だっただけに、ねらっていきたいところ。1lap が悪すぎた。2lap 目挽回するもおよばずと言ったところ、熾烈なIA でポイントを獲得するには、最初のセクション攻略が鍵です。

 

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● 国際A級スーパークラス
前人未踏6 連覇チャンピオン:小川友幸選手42 歳
TEAM MITANI Honda RTL300R
第二戦までといいmotegi 世界戦といいすこし元気がない感じがしていたので心配でした。序盤も不本意な減点が多くはらはらな展開。しかしリードされながらも我慢のトライ、1lap 目後半で減点が動いた。逆転して5 点差がひらいた。でもまだまだわからない展開 2lap 目は連続クリーンで調子いい感じでしたが7sec 目で痛恨の減点、危うく五点でした。二点で通過。この執念が今回の勝負を決めたようなものでした。5 点差のままSSへ。SS2 では誰もがいけない難所をただ一人クリーンする!結果的には快勝で第3 戦で今季初優勝 TEAM MITANI Hondaに初勝利をプレゼントしてくれた。3 クラス制覇をとれるチャンスにきっちり決めてくれました!!シーズンはまだまだこれからです!!

 

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IAS2 年目ルーキー:氏川政哉選手 16 歳
GASGAS with MITANI PRO300GP
日本期待の若手!今シーズンは1 発 表彰台くらいは、ねらいたいところですが、当日のウォームアップから体の調子が悪く不安定、序盤こそ好調で小川選手と同じポジションで争ったが、持続せず5sec からの5 点がめだった。良い走りはしていたし SS1 では一番最初にクリーンをたたき出すなど、ポテンシャルの高さを実証している。体の調子さえ良くなってくれればと願うばかり、今回から2019GASGAS PRO300GP に乗り換えての参戦でマシンは絶好調みたいです。

 

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Vertigo エース:柴田暁選手 30 歳
VERTIGO with MITANI COMBAT VERTICAL3.0
世界戦での好調を維持したい所でしたが、意識とプレッシャーに思うようにセクション走破できていませんでした。気合いとポテンシャルは十分なのだが、空回りしていましたね。世界戦DAY1の調子が全日本でも出せれば3 位表彰台も十分いける。北海道大会からの巻き返しに期待したい。

 

3 クラス優勝者 表彰式 & 記念写真

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チャンスは突然やってくる!!史上初の3 クラス制覇(年間ではあるがラウンドごとでははじめて)達成することができました。IB 広畑選手 IA 武田選手 IAS 小川選手の同時優勝!!素晴らしい記録に貢献してくれた選手に感謝したい!!そして皆様の応援いつもありがとうございます!!これからも結果にこだわり頑張りますので宜しくお願い致します。

 

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TEAM MITANI Honda 初勝利記念写真

TEAM MITANI
代表三谷知明