もてぎ7時間耐久ロードレース“もて耐“、エルフがサポートするVesrah Racing TEC.2&YSSチーム、総合優勝!

#1 Vesrah Racing TEC.2&YSS
2025もてぎ7時間耐久ロードレース“もて耐“参戦報告書

5/31予選 総合3位、6/1決勝 総合優勝、レース中のファーステストラップを記録
いつも応援、ご協力いただき誠にありがとうございます。
ベスラの一大イベント「もてぎ7時間耐久ロードレース“もて耐“」に今年も出場することができました。

我々は昨年までに総合優勝を4回達成しました。
今年も60チームが3名から5名のライダーを揃えて出場しており、毎年多くのチームが打倒ベスラで挑んできます。

レースウィークは天候が不順で雨の時間帯があったり、路面が乾いている時間があったりとどのチームもなかなか思うような走行ができなかったと思います。
5/31の予選では第1ライダーと第2ライダーの合算のタイムでスタート順位が決まります。第1ライダー福田が走るときには各車ドライタイヤでのスタートでしたが、タイムアタック前に雨が降り出してしまいこの組の5番手。第2ライダー遠藤は3番手、合算では総合3番手で決勝のスタートとなりました。

6/1の決勝は各チームそれぞれの思惑の中、レースがスタート!
今年も遠藤弘一がスタートライダー。スタート直前に降り出した雨でピットからのサインが出るまでドライタイヤでの雨の走行。レインタイヤに交換するタイミングが他のチームより後になってしまい交換後間もなく雨は止み、路面がぬれている時間帯に他のチームよりレインタイヤで走行する時間が短くなってしまい後れを取り、序盤は中段からの追い上げの展開から始まりました。

しかし、燃費にはよかったようです。

路面が乾いて羚大に交代、素晴らしい走りで追い上げる、その後、福田に交代して走行しているところで予定より早いピットインのサインが出る。前回の給油、ライダー交代の際にピット滞在時間の計測を間違え、規定より短い時間でライダーを送り出してしまったため、ここでペナルティのため120秒のピットストップを行うことになりました。(計測間違えをレース事務局へ自己申告しました)
ここでトップグループと差が開いてしまいました。
ここからすべてのスタッフ、ライダーによる総力戦が始まります。

これ以上ミスはできない。スタート直後から現在までもう雨は降っていない。燃費を計算し直し途中からは全開で走行OKとなった。戦略を立て直しライダーは自分の走行に集中、メカニックは細心の注意を払ってタイヤ交換、給油をする。
ここからはピットインのたびにタイヤを新品または予選のみ走行のものも引っ張り出しての全力疾走作戦になり、各ライダーのアベレージスピードを更に上げていくことになりました。
一時は59台中45位あたりまで落ちていた順位をレース中盤には一桁にまでもち直しましたが、トップとは3周弱の差がまだありました。

トップはゼッケン66番と3番がピットインのたびに入れ替わっています。
レース終盤、我々はトップと同一の周回数まで順位を戻します。そして、150周目あたりでしょうかトップ争いの66番がアクシデントで一気に順位を下げます。そしてここからが3番との一騎打ちです。

残り1時間を切って最後のライダー羚大に交代。ドライ路面では3番のライダーより1周あたり2秒ほど速いのでしっかり走り切れればすぐに逆転できるところまで来ています。しかし、トップとの差が15秒あたりになったときにコースのあちこちで雨が降り始めます。ドライタイヤでの雨の走行は非常に難しくどれくらいのペースで走ればよいのか分からないものです。すべての場所が同じように濡れているわけでもなくしっかり降っているセクションもあれば、ほとんど降っていないセクションもあります。羚大は慎重に走っています。この間トップとの差はあまり縮まりません。
そういった難しい状況の中、雨脚が弱くなりコースが少し乾いたときに再びトップとの差を縮め始めます。残り10分、トップの真後ろ2秒差まで詰めたところで、また雨が降ってきます。その時、羚大の目の前を走っていた3番がヘアピンで雨に足元をすくわれ転倒!! 羚大はすぐにペースを緩めます。ピットではトップが転ばなくても次の周あたりにトップで帰ってくると思って安心してみていましたが最後にどんでん返しがありました。おそらく羚大の迫るスピードが速く、プレッシャーもあったのだと思います。ピットからはペースダウンの指示が羚大に出ます。
そして、チェッカーフラッグ!!


もて耐4連勝、5度目の総合優勝。
もて耐が250ccクラスになってから4連勝は初の快挙だそうです。


我々も優勝のノウハウはありますが戦略が裏目に出たり、ミスをしたりします。
もて耐は速いライダーだけ揃えても勝てません。
ライダーは様々な状況でしっかりと走れる能力、速さの一貫性、安定性などが必要です。

我々の勝因のもっとも大きな部分はTEC.2藤原さんと組んでいることです。
速くて燃費の良い的確なマシン制作と戦略。
そして近年は荻原羚大の速さに助けてもらっています。
皆さんもあらゆるレースに出場している荻原羚大を見つけて応援してください。

そして、すべてのチーム員に大事な役目があり、それが繋がり一つになって大きな力を発揮します。
何か起こった時の対応力。安心して任せられます。
今までのレースも数多くのアクシデントがありましたが、最善を尽くし乗り越えてきました。

もて耐での5回の総合優勝もTEC.2、全チーム員、ライダー、タカラ(株)/ベスラ(株)の力によるものです。

ありがとうございました。