JNCC(全日本モーターサイクルクロスカントリー選手権)第7戦、小池田猛選手、年間チャンピオン獲得!

エルフサポートライダーの小池田猛選手よりJNCC(全日本モーターサイクルクロスカントリー選手権)第7戦のレースレポートが届いてますので、ご紹介します。
圧倒的な早さで、最終戦を迎える前に年間チャンピオンに輝きました。




レース 2017 JNCC R-7 シーサイドバレー糸魚川(新潟)
マシン FE350
結 果 AA1 1位
総合 1位
2017 シリーズチャンピオン獲得


チャンピオン獲得がかかった今回のレース、万全を尽くして18年モデルFE350で参戦しました。ハイスピード林道区間が多くゲレンデの登りもあり、バイクのパワーが勝敗に大きく関わるレースでもありました。


スタートまずまず決まり3番手で出て行きました。すぐに渡辺選手、斉木選手との三つ巴の争いになりました。石が多いハイスピード林道区間、1周目から攻めて行きコースアウトしそうになったりとスリル満点でエキサイトしました。お互いミスもあり順位を入れかえながらの走行、1周目は斉木選手、自分、渡辺選手の順位で通過しました。


自分と斉木選手のバイクは4スト350。渡辺選手は2スト250で軽く、その軽さを生かしたライン取りは上手でした。渡辺選手は水切りでのライン変えや、ガレ場での軽快なライディングで仕掛けてきてトップに立ち、自分も離されまいとすぐその後を追いました。


周回遅れが出てくると、ベストの走行ラインが走れなくなるので、ミスも多くなります。前を行く渡辺選手に後ろからプレッシャーをかけミスを誘い、その瞬間を逃さず自分がトップ立ちそして一気に引き離しに行きました。


給油も素早く、うまくいき、後続の渡辺選手との差を1分近く離しその差をキープして走行しました。後半、ちょっとしたガレの登りで数台がスタックしていて、その脇を通過するときに自分も捕まってしまい、数十秒のロス、かなり焦りましたが、なんとか落ち着きを取り戻し、その後はミスせずトップでゴールしました。


今回、最終戦を残し年間シリーズチャンピオンを獲得でき、嬉しく思っています。
サポートをしてくれたスポンサーの方々、ハスクバーナのチームのみんな、応援をしてくれた方々ありがとうございました。最終戦は海外からの招待選手が来るので、日本のトップ選手として負けないように、全力でいきたいと思います。


小池田猛
Response
https://response.jp/article/2017/09/25/300194.html
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