2014年全日本JSB1000クラス(初フル参戦)+鈴鹿8時間耐久(10回目)

当社がテクニカルサポートするBMW Team Tras 135HPのJSB1000参戦レポートが届きましたので、ご紹介します。


■Team Tras 135HP

ライダー寺本幸司
予選15位
決勝12位


改めまして、Team Tras 135HPへのご協力ありがとうございました。


たった3回の走行時間の中で(金曜練習40分x2回、予選35分x1回)
HP4のDDC電子制御サスペンションが予想以上に上手くセットアップでき、素晴らしい結果を残すことができたことを、改めてのご報告と感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

Top10車両はメーカー系なので別として、6台の壮絶なバトルを制して結果12位になれました。
DDCは接戦時には無理がきかない…かと想像していましたが、まったくの誤解でした。
最高のサスペンションシステムです。
ライダー寺本の考える技とライディングテクニックにより成し得た結果です。
ラスト6周の頑張りに興奮しました。


■車両仕様について

今回のHP4は16.5インチタイヤ以外は、
一般販売車両にレースECUを組んだだけのスタンダード仕様です。
今後8耐に向けて駆動系(エンジン・ミッション)をレース用に変更します。
昨年のフランスチームと同様の仕様になります。


今回の結果をドイツ本社にもレポートし、
次のステップに向けて結果を残してゆきたく思っております。
チームのメインターゲットは鈴鹿8耐入賞です。


今後、AP・もてぎ・菅生でのサーキットデータを取得しながら
DDCサスペンションとダンロップタイヤとのマッチングを強化してゆき、7月の鈴鹿で大輪の花を咲かせたく思っております。