SMOKIN WHEELES OFF ROAD GRANDPRIX  レース結果報告書

1)参戦レース・・・・SMOKIN WHEELES OFF ROAD GRANDPRIX
2)開催場所・・・・・GUAM島 CALVO MEMORIAL RACE PARK
3)開催日時・・・・・2014年 4月11〜13日
4)参戦クラス・・・・4WD-OPEN CLASS  3H ENDUARANCE
5)参戦マシン・・・・L/C-GUNDAM
6)レース結果・・・・クラス優勝 & 総合優勝


☆ レース経過

ドラッグレース・ドリフト・モトクロス・ATVレース・UTVレース・マッドボギン等、多彩なジャンルのモータースポーツで盛り上がる週末のメインイベントが、オフロードカーによる3時間耐久レース。今年もレーシングバギーや4WDマシン25台がエントリー。


 下馬評では、コルベットのV8エンジン搭載のバギー4台と、我々のL/C-GUNDAMが総合優勝候補とされていました。
 そんな中スタートした予選でアクシデントが発生。その4台の最速バギーに続いてタイムアタックに入った私の直前に、なぜか地元のロッククローラーがコースイン。 30m級のジャンプ直後でかなりのスピード差も有りましたが、何とか姿勢を立て直し、コナーのアウト側からパスと思った瞬間、慌てたのかそのマシンが大アンダーを出し接触。共にオープンホイール車の為、インのリアを引っ掛けられた私のマシンは一本背負いを食った形で大きく空中に舞い上がり大クラッシュ。運悪くアスファルト路面だった為、誰もが全損を確信する激しさでした。
 しかし、長年Baja1000を走り抜いたマシンのタフさは想像以上で、路面直撃のホイールは完全に砕けましたが、打撲部損傷以外、マシンには特に致命傷は有りませんでした。ただ、ホイール破損時の衝撃でブレーキ・キャリパーにもクラックが入っている事が後に判明。スペアーの調達が間に合わなかった為、決勝はリアの右ブレーキ無しで戦う事となりました。 


 決勝はタイムアタック前のタイムしか残らず14位からスタート。3輪ブレーキでも有る為、慎重なレース運びで着実にポジションアップをしていくと、スタート直後からまるでスプリントレースの様な大バトルを繰り広げていたトップ4台のバギーに次々とトラブル発生。
 気が付くと20分経過時点でトップに躍り出ていました。タイムも3輪ブレーキながら、予選上位のタイムで安定して周回。何度か激しい追い上げを受けましたが、3時間を完全にコントロールし、ノートラブルで走り切れた事で、2位に3周の大差をつけて総合優勝する事が出来ました。
 また、今年は「トリプルJ」と言うGUAM最大の自動車販売会社TEAMがGEOLANDARを採用。フォード・ラプターにMT315/70-17を装着してエントリー。市販車ながらレースマシンに負けぬ走りで4WDオープンクラス3位入賞。
 2位の新潟LIMIT-TACOMAと合わせてGEOLANDARがクラス1~3位を独占する嬉しい結果となりました。
 最後に改めてご協力頂いた皆様に御礼申し上げます。





4月14日の朝刊一面に掲載



2014年4月15日
SUMMIT RACING PUROMOTIONS
代表 塙 郁夫