2012全日本トライアルR-2 近畿大会 結果報告書

☆newエンジンデビュー2戦目☆

2012 出場ライダー紹介
全⽇本トライアル選⼿権(全7戦) 出場ライダー
(出場⾞両:HRC RTL260Fベース MITANI280orMITANI300)
● 国際A級スーパークラス
⼩川友幸(35歳) 2007年2010年チャンピオン バイク:MITANI LONG STROKE300
柴⽥ 暁(24歳) 2011年IAスーパー5位 バイク:MITANI KOBEチューン320
斎藤晶夫(25歳) 2011年IAスーパー10位 バイク:MITANI LONG STROKE300
● 国際A級クラス
村⽥慎⽰(38歳) IAクラス優勝経験があるベテラン バイク:MITANI KOBEチューン280
北⼭将司 (29歳) TEAM MITANI系橋⽥⼀家からエントリー バイク:MITANI SUZUKAチューン280
マインダー&サポート :⽥中裕⼤&川村道徳(⼩川友幸選⼿) ⽥中裕⼈(柴⽥暁選⼿) 中⾕博彦(⻫藤晶夫選⼿)
■開催日:2012年4月22日(日) ■開催地:奈良県・名阪スポーツランド■観客:2000人
■気温:12度■天候:暴風雨 マディー■競技:8セクション×3ラップ ■持ち時間:4時間30分

2012HRC CLUB MITANI
(R-2結果)
<国際A級SUPERクラス>
2位⼩川友幸 5位柴⽥暁 8位斎藤晶夫
<国際A級クラス>
5位村⽥慎⽰ 9位北⼭将司
(新しい初めての会場は!?)
ここ名阪スポーツランドは、私が13年前に、奈良県警トライアル訓練場として⼿掛けさせていただいたところです。全⽇本のセクションとして2か所利⽤されていてうれしく思いましたね♪もともと全⽇本トライアルが、できるのじゃないかという思惑があったので実現していただき感謝です。なにがいいって、三重県鈴⿅市からだと1時間で到着します。地元中部の会場キョウセイより近いので地元より地元なのです!(^^)!
天候が残念でした(⼤⾬&⼤荒れ)天候さえ晴れだったとしたら2倍以上の来場者数を⾒込める⽴地条件の会場ではないでしょうか!!
(特筆すべき2⼈の活躍)

もちろんのことTEAM MITANIは今年GATTI&AKIRAにかけています!!2⼈もがんばってくれていますが!今回!斎藤晶夫選⼿がんばってくれました!真壁での状況をみる限り、今シーズンかなり⼼配でしたが、⾒事に8位を獲得!会社員として1年が経過、鈴⿅での実習を3⽉で終えて、4⽉から単⾝埼⽟へ転居して、社会⼈としての本格スタートをきったばかりです。スーパークラスは他にも、仕事をしながら参戦を続けている選⼿はみえますがほとんどがPROライダーその中で、8番ですよ〜素晴らしい〜。会社員でもこれだけやれるんだという、これからもお⼿本となってほしいですね。その昔20年以上前ですが、われわれ全⽇本参戦し出したころは、ほとんどの⽅が仕事をしながら参戦していました、地元鈴⿅レーシング先輩の⾕⼝選⼿や⽥中選⼿はまさにそのお⼿本でしたね〜すごかった!仕事以外の短い時間をトライアルのために効率よくトレーニングして整備もしてすごされていました。国際A級で活躍するのですからね、とてもまねできるものではなかっ
た・・・・。AKIOくんは⾕⼝さん⽥中さんのあとをついでくれるとおもいます。

もうひとりは、村⽥慎⽰選⼿5位!38歳ですよ〜〜クラスは変わりますがよくやってくれました!IAクラスになるとほとんどが社会⼈、家族がいる状況で参戦しているライダーが多いです、ベテラン勢が強いクラスです。優勝経験もある村⽥選⼿ですが、ここのところ若⼿や同年代のトップライダーに勝てずにいましたが、久しぶりの表彰式にうれしそうでした。
チームにトップがいなくなっているクラスですから、5位はとてもうれしいことです。
「継続は⼒なり」ですね。現実仕事もして家族養ってるだけでも、つかれはててモチベーションあげる暇さえもないはずです、さらに御⼦息の、はやとくん9歳もバイクトライアルを熱⼼にがんばっているのでコーチ役や練習に付き合う⽇々もあってのこの成績ですからね〜素晴らしい〜。今週末、京都⻲岡市で⾏われるバイクトライアルの全⽇本に、はやとくん出場に連れて⾏ってくれます、2週連続で親⼦で全⽇本!!いいですね〜がんばってほしいですね。
(2戦⽬のnewエンジン)
⼩川友幸選⼿が今回でnewエンジン2戦⽬。柴⽥暁選⼿がnewエンジン初戦。
まだまだ、試⾏錯誤しなければいけないと感じさせられた2戦⽬でした。トライアルはころころ仕様をかえれないので、とりあえず今回までは様⼦を⾒ましたが少し気になるところが2戦続いたので、⼤きくは、変更できませんがより良くするために九州までにテストしてもらいたい、もちろん良くなるか?悪くなるか?わからない。やはり新しいものを導⼊するといろいろやらなければわからない・・・・でもこれが開発意欲を向上させてくれる。もしかしたらと感じたらやってみないと気になってしまう。ライダーは⼤変ですが(汗)
⼩川選⼿!突然決まったindoorTDN(国別世界戦)で2位を獲得してきました、藤波選⼿といい⼩川選⼿といいすばらしい〜〜20年以上ものライダー⽣活で今だ⽇本のトライアルを世界2位に導くのだから、半端じゃない!!。この時⼩川選⼿は、藤波選⼿のスペアーバイクで参戦させていただいた。きっとマシンもいいのだろうな〜〜(当たり前だが)と若⼲⼤⼈げなく嫉妬(笑)市販ベースでは正直、限界なところまで来ているのですがまだまだやりますよ!!

(IAS期待の⼆⼈)
⼤⾬でコンディションは最悪でしたね。1lap⽬誰もがいけない2セクションを⼩川選⼿が最初に突破して、好スタートのように⾒えたしかし逆に簡単に5点を取ってしまうところが⽬⽴った、まずこういう5点を取ってしまう⽇はいくら好調なところがあっても好成績は難しい・・・それは柴⽥選⼿も同じで光る⾛りをするポイントがあってもそのセクションは5点になっている。
最近の⼩川選⼿は、渡欧しての仕事や海外でのショーなどに⼤忙しな状況、国内でもスクールやデモンストレーションの仕事でほぼ週末はフル稼働・・・。いいことですがレースでいい成績を出すには厳しい・・・でもやらなければいけない状況なのが今シーズンでそれでも勝たなければいけないのが今シーズンなのです。
⼩川選⼿この⽇は、2lap⽬終了時点で4位と⼤ピンチでしたが、3lap⽬に逆転してなんとか2位でした。これも実⼒がないと2位へ逆転はないことです。多忙な状況から⾔えば⽴派な成績ですが、でも⽬指すところは2位ではないので、この状況は今年の厳しいシーズンを痛感させられる。前半戦のうちに、良いきっかけをつかまないと後がないですね。