スーパーバイク世界選手権 第10戦 ドイツ大会、 サイクス&新型Ninja ZX-10Rが第2レースで初勝利!


■ 2011年 スーパーバイク世界選手権 第10戦 ドイツ大会
■ 開催日:2011年9月4日(日)
■ サーキット名:ニュルブルクリンク・サーキット(5.137 km)


1ヶ月の夏休みを経て、第10戦ドイツ大会が、9月2日から4日までニュルブルクリンクで開催されました。
前戦イギリス大会で転倒、右足首を負傷して決勝レースを欠場したサイクスは、この夏休みを利用して右足首の治療に専念。ほぼ万全の状態で今大会に参戦しました。


サイクスは、ドライコンディションで行われた第1レースでは、予選6番手からオープニングラップ5番手につけ、トップグループに続きます。しかし、このレースはリアタイヤの選択に失敗し、次第に低下するグリップに苦しみ11番手に終わりました。


第2レースはウエットコンディション。今季ウエットで好走を見せているサイクスは、オープニングラップで3番手につけると首位の芳賀紀行選手(アプリリア)に追り、その後も快調にラップを重ね、13周目には芳賀選手の転倒で首位に浮上。その後、雨足が強くなって転倒者が続出し、レースは赤旗中断。13周を終えた時点の順位でレースが成立となり、カワサキとしては、2006年にクリス・ウォーカーがオランダ大会で優勝して以来、5年ぶりに優勝を達成しました。


昨年、この大会で発表された新型Ninja ZX-10R、そしてサイクスにとっても念願の初勝利となり、カワサキ・レーシング・チームの終盤戦の活躍へ大きな期待が膨らみました。


一方、チームメイトのラスコルツは第1レースは7位。第2レースでは、11位完走を果たしました。







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