ELF HTX RETRO 2 オイル交換

エルフでは、クラシックカー、ヒストリックカー向けに“HTX RETRO 1 SAE40”と
HTX RETRO 2 20W-50”というオイルを販売しています。
今回、HTX RETRO 2 20W-50を御使用頂いたユーザー様からの写真付レポートを頂きましたので、掲載させて頂きたいと思います。


【車両】  アルファロメオ 1600 ジュニアZ 1973年
【エンジン】DOHC4気筒 1600cc

近年、環境対応が厳しくなりつつあるエンジンオイル。特に80年代以前のヒストリックカー・オーナーの間では、当時規格に
準ずるオイル選びが年々厳しくなったとよく話題になります。
現在、化学合成オイルが主流の中、鉱物油でましてや粘度の高いオイルは一般的には流通していなく、当時の基準の準ずる
オイルはほとんどなく、また情報も少ないのでオイル選びにとても苦労致します。
そのような中、今回ELFよりヒストリックカーに焦点を当てた鉱物油ベースのエンジンオイルが発売されたことは、80年代以前
のヒストリックカー・オーナーには朗報です。

今回初めて使用するELF HTX RETRO 2 20W-50。ファーストインプレッションは・・・
他のメーカーと違い、5リットル缶というのがうれしいです。特に70-80年代のクルマは現在のクルマと違いオイル容量が多く、
4リットル缶ではまず足らないのが現状です。
容器のデザインもGood!特にキャップについては蓋も外しやすく容器内に給油用のノズルまで収めてあり、直接給油することが
多いのでエンジン回りを汚すことなく給油できたことは非常に親切でありがたいです。
現在私のクルマは、某ホールセールスで輸入、日本市場で販売されていない北米産20W-50のオイルを使用。
今回ELFを使うに当たり、とても新鮮な印象を受けたのは新油の色が容器と同じく鮮やかなオレンジ色だったこと。
今までのオイルは透明感なく若干緑色を帯びた黄色系の色でしたので、見るからに違いを感じさせます。
現在使用の某北米産オイルは交換後5か月、走行距離200km以内。新油ではないですがまだ使用に耐えるオイルです。
が、今回ELF HTX RETRO 2 20W-50に交換後エンジン始動してみると、従来オイルの新油時より明らかにアイドリング時のタペット音、
アイドリングの安定感等、違いがはっきり判り、期待に応えてくれそうな予感を感じます。


走行後のレポートは追って報告頂く予定です。


JS